この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
過労やパワハラによる自殺問題。
はたまた、プレミアムフライデーや週3日休みの導入などが、話題になる世の中になりました。
最近は、自分の働き方や私生活について考える人が、以前よりも増えたのではないかと思います。
- このままの生活でいいのかな。
- もっと楽に生きていきたいな。
- 私も待遇の良い会社で働きたい。
こんなこともより強く、考えるようになったのではないでしょうか?
誰だって、幸せに生きたいのだから当然ですよね。
働き方を指す言葉として「ワークライフバランス」というものがあります。
昔から聞く言葉ですが、さほど重要視はされていませんでした。
しかし、自分で暮らしを良くしていくためには、知っておくべき言葉です。
今回は、
- ワークライフバランスとはなにか
- ワークライフバランスを知ることで適切な仕事が選べる
- 現代での、ワークライフバランスの活かし方
についてお話します。
あなたの暮らしが充実するきっかけに、なれれば幸いです。
目次
ワークライフバランスとは
ワークライフバランスとは一言でまとめると「私生活と仕事の調和」です。
少し、分かりづらいのでもう少し、説明します。
ワークライフバランスと聞くと、「仕事」と「私生活」の2つを軸に考える人がいます。
そして、それぞれを全く別のものとして考えようとします。
ですが、それでは本来の意味とは少し変わってしまうんですよね。
ワークライフバランスは、私生活と仕事の「調和」であって、別々の2つの課題ではないのです。
「理想の充実した生活」という1つの時間の中に、「仕事」と「私生活」が含まれているという考え方が正しいんですね。
ワークライフバランスが取れた生活とは
- 私生活が充実し、楽しいから仕事も頑張れる
- 仕事を頑張れているから、結果も良く、私生活が潤う
この持ちつ持たれつのパートナーのような状態が理想の生活です。
あなたもそう思いませんか?
ファミリーフレンドリーであること
では、実際にワークライフバランスを取るための2つのポイントをお伝えします。
1つ目は、ファミリーフレンドであること。
働きながらでも「育児」と「介護」ができる環境を作るという意味です。
ワークライフバランスを整える際に、最も難しいのはやはり仕事面ですよね。
理想の生活のために、週休3日休みが欲しい。
残業を無くして欲しい。
会社勤めでそんな発言をすれば、上司からの反感を買うことは免れないですよね。
そんなリスクを冒すくらいなら、とつい黙ってしまいます。
しかし、こうした点をもし、解決できるとしたらどうでしょうか?
近年では、育児休暇や介護休暇の取得のしやすさを売りにする企業。
在宅勤務が可能な企業などが多数存在します。
人材不足や働き方が問題視される世の中です。
従来の働き方に捉われず、ファミリーフレンドーに意欲的な企業も現在は増えてきているんです。
そのため、本来のワークライフバランスに、これまで以上に光が当たっています。
男女均等推進であること
そしてもう1つが「男女均等推進」というもの。
簡潔に説明すると、仕事において、性別を理由とした差別はだめですよという考え方です。
この考えを軸に、現代では
- 人材の募集
- 人材の採用基準
- 仕事における人事配置や昇進
これら全て、性別を理由とする決定は禁止とされています。
しかし、現実はなかなかそうではない企業もあります。
実際、職場で悔しい経験をしたことがある、という人もいるのではないでしょうか。
そのため、男女関係なく活躍できる取り組みをしている企業は、国が「均等推進企業」と位置付けています。
こうした、企業が増えると嬉しいですね。
理想のワークライフバランスを求める上で、
- ファミリーフレンドリー
- 男女均等推進
は欠かせない考え方になりますので、覚えておいてくださいね。
日本を騒がせる過労死問題の現実
冒頭でもお話した、自殺や過労死問題。
ニュースでも、ここ数年で多く見かけるようになってしまいましたね。
なぜ、本来であれば守られるべき社員が、会社に殺されるようなことになってしまうのか。
その原因は1つではありません。
ご自身の身を守るためにも、きちんと問題の実情を知っておきましょう。
「過労死ライン」って何時間?
過労死問題。
ニュースなどで目にしたことがあると思います。
そもそも過労というのは「残業のし過ぎ」ということです。
そして、ご存知の方もいるように、月の残業時間は原則45時間までとなっています。
45時間を超える残業をさせると、それは会社の問題となり、違法です。
過労死ラインと定められているのは、80時間です。
この時点で違法ですが、今回の問題はそこではありません。
身体が激務に耐えきれず、最悪の場合死に至る可能性があるんです。
80時間というのは、あくまで目安。
過去のデータで80時間というラインが設定されているだけで、軽視は危険です。
現時点で、
- 当たり前のように45時間以上の残業がある
- 残業代が適正に払われていない
- 80時間近く働かされている
などで苦しんでいる人は、労働基準監督署に相談してみましょう。
労働基準監督署から、企業に「残業を減らすように」と注意喚起してくれます。
けれど、そんなことをすれば
- 会社に居づらくなってしまう
- そんなことになるなら、我慢した方がマシだ。
そんな悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
事実、とても勇気がいる行動ですよね。
しかし、そんな会社に居続ければ、理想のワークライフバランスは手に入りません。
最悪の場合、身体を壊し、死んでしまうかもしれません。
であれば、転職という選択も状況を切り開く、選択だと思います。
マイナビエージェントは、国内最大手の求人数を誇る転職サービスです。
転職エージェントなど、理想のワークライフバランスの手に入れるための、転職サポートをしてくれる専門スタッフもいます。
気になるようであれば、求人だけでも見てみてはいかがでしょうか。
あなたの苦しい現状から抜け出すきっかけが、なにかあるかもしれませんね。
仕事を強制する会社や社会風土が変わらない原因
ここでは、なぜこれだけ問題視されているのにも関わらず、現状はなかなか変わらないのでしょうか。
何をしても3年は頑張れと言われる
現状に悩む人なら、耳にタコができるほど聞かされたかもしれません。
「3年は頑張れ問題」
これに関しては、一概に良い、悪いと議論することが難しいのも特徴ですよね。
あなたもどちらが正解というのは、分からないのではないかと思います。
この言葉自体が悪いのではありません。
では、何が問題なのか。
それは、あなたにこの言葉を向けた人物の問題です。
どのような意図で、この言葉をかけたのか。
そこを見抜く必要があります。
例えば、人手が不足すると困るから。
あなたの事情や気持ちを考慮しない、身勝手な意見であれば危険です。
状況は改善されるどころか、悪化してしまう可能性もあります。
反対に、あなたの気持ちを汲み取った上で、アドバイスしてくれているならきちんと受け止めましょう。
管理職が高度経済成長時代の根性命の世代
いわゆるジェネレーションギャップです。
20代と50代では生きてきた環境が全く違います。
そのため、管理職である上司が、当時の価値観をそのまま押しつけてくることがあります。
すると、その感覚に納得できない若い世代は、そのギャップに苦しむことになります。
「俺がお前くらいの時は死に物狂いで働いた」
「もっと頑張れ」
「残業なんて当たり前」
そんな理不尽な根性論に、働き方や環境が左右されてしまうのです。
すると、仕事や職場にいること自体も辛くなってしまうのです。
ワークライフバランスが取れる仕事ってどんな会社?代表例を5つ解説
改めておさらいしておくと、ワークライフバランスとは仕事と私生活がともに充実しており、バランスが取れている状態のことをいいます。
それでは、実際にワークライフバランスの取れた会社とは、どのような特徴があるのでしょうか。
それぞれ、ご説明していきます。
育児休暇のある会社
ワークライフバランスを取るための、代表的な例ですね。
仕事と私生活を考える上で、育児は大きな課題となります。
その課題への対策として、1つ、育児休暇が挙げられます。
子どもは欲しいけど、今は仕事が忙しいから…。
これでは、ワークライフバランスが取れているとはいえません。
ですが、育児休暇がきちんと活用できる企業であれば、その不安は和らぐはずです。
今だけでなく、先を見越した対策も、ワークライフバランスを取るためには必要ですね。
在宅仕事ができる会社
ワークライフバランスを考えると、在宅で仕事ができることのメリットは大きいかもしれません。
現代では、在宅ワークという働き方も、少しづつですが広まってきています。
会社に行かずに仕事ができる、というメリットは多くあります。
- 満員電車に乗らなくていい
- 苦手な同僚と顔を合わせずに済む
- 家にいる時間が増えることで、育児や家事などが分業にできる
もちろん、仕事の連絡がしづらい、スピード感が落ちるなどのデメリットもあります。
ですが、ワークライフバランスという観点で考えれば、在宅ワークが合っている方も多いのではないでしょうか。
フレックスタイム制を取り入れている会社
フレックスタイム制と聞くと、社員が自由に出退勤しているイメージがあるのではないでしょうか。
簡単に捕捉すると、決められた総労働時間を決め、労働者が働くペースを各日決められるというものです。
会社によっては、コアタイムと呼ばれる時間があり、その時間は必ず出勤しなくてはならない決まりがあったりします。
フレックスタイム制度は、会社によって規定は様々です。
具体的な点は確認が必要ですが、自由度の高い働き方ができる特徴があります。
そのため、うまく活用できれば、私生活と仕事とのバランスは取りやすいですよね。
「今日は子どもの参観日だから、午後から行こう」
「早めに帰って、久しぶりに家族でゆっくり過ごそうかな」
こうした生活は、定時で出勤して帰宅するような、一般的な会社では難しいですよね。
ですが、フレックスタイム制度があれば、そんな生活は可能になるのです。
長時間労働のない会社
育児休暇や、在宅ワーク、そしてフレックスタイム。
どれも魅力的制度ですよね。
しかし、その一方であまり馴染みがない方も多いはず。
結婚の予定もなければ、在宅でできるような職種でもない。
そうした方は、定時で帰れる会社という選択も、ワークライフバランスを取るための方法です。
残業がなく、仕事に割く時間を最低限にできれば、私生活へ使える時間はしっかりと確保できます。
そのため、私生活での予定や、数か月の長期的な人生プランも組みやすいでしょう。
ワークライフバランスを取るためには、大きく働き方を変える必要はありません。
今の働き方や環境を、少し改善するだけでそれは可能になるんです。
福利厚生が手厚い会社
ワークライフバランスは、働き方意外でも調整することができます。
それが、会社からの福利厚生です。
家賃補助や、資格取得の為の資金援助などの金銭面。
また、育児休暇や高い有給消化率など、しっかりと私生活での時間も確保できる。
そうした点に焦点を置いてみるのも良いですね。
ですが、現実はうまくはいかず、現在の職場では
- 日々、くたくたになるほどの残業続き
- 福利厚生は最低限。友人の会社がうらやましい
そんな方もいらっしゃると思います。
ワークライフバランスなんて、そんなこと考えても意味がないと諦めていませんか?
そんな方には、声を大にして言わせてください。
環境は変えられます。
諦めないでください。
あなたが理想とする仕事や環境はきっとあります。
マイナビエージェントは転職業界最大手の転職サービスです。
求人数はもちろん国内トップクラスです。
転職エージェントという頼もしすぎるサポーターもいます。
ワークライフバランスなんて…と諦める前に、まず一度見てみてください。
あなたの将来を大きく変える出会いがあるかもしれませんよ。
うつになる前にワークライフバランスの優れた会社へ転職!
最後にお伝えしたいことはこれです。
ワークライフバランスを取れるようになる前に、最も怖いことは、ワークライフバランスが取れていない現在です。
仕事か、私生活のどちらかに過度に負担が掛かっていれば、いつか無理がきます。
無理がたたって、体調や精神状態を崩してしまうと、元も子もありません
もし、あなたが現在の生活に苦しさを感じているのなら、少しづつでも行動してみませんか。
他の会社はどんな働き方なのか。
あなたがもっと楽に、あなたらしく働ける環境を知りましょう。
マイナビエージェントではすぐに、大手ならではの膨大な求人から、すぐにあなたが気になる会社を見つけることができます。
簡単に、すぐに調べることができることも、忙しいビジネスマンには魅力ですよね。
ぜひ、一度見てみてはいかがでしょうか。
ワークライフバランスを取れたあなたの未来は、どんな生活になっていますか。