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トゲトゲしているつもりは全くないんですが最近思うこと。
抽象的ですが質問力についてです。
今年3度の1ヶ月間短期間での田舎フリーランス養成講座の講師と、その他自分の事業や、単純に連絡を頂くことなど。
思いの外「質問に答える」というアクションに時間を使っていることがわかりました。
そんな状態を経て気づいたのですが、
みんな質問力低くね?
って話です。
今回はその点について突っ込んでいこうかと。
「ggrks」から「ググってもカス」へ
ggrksというネットスラングを知っている人は多いと思います。
ググレカスの略字で「ネットで調べりゃわかんだろタコ!」って吐き捨て文句ですね。
ggrksな人はインターネットに適応できていない世代や属性に特に多く、僕もコンサル事業をメインでやっていた時は、
「なんでこの人たちは何も調べないんだぐぬぬ…」
と1日に10回は思っていたものです。
ネットで調べない人はマジで調べません。目の前のパソコンはエクセルを打つためのモノじゃないんだよ??
嫌気が差すならもう正直このレベルの人とは関わらない事がおすすめなんですが、これを乗り越えある程度検索する知識がある人と接しても似たような悩みを抱えました。
こいつら検索したけど考えてねーだろ??
とりあえず検索しました、でもわかりません。
って感じですか?
あなた自分の頭で考えた?
思考した??検索結果見た??
大丈夫??あなたの頭は何のためについてるの?
質問力が乏しい人と仕事をするとどうなるか?
まあ基本的に関わらないに越したことはないんですが、こういう人たちと仕事をするとマジで本当にびっくりするほど仕事が捗りません。
要は問題解決能力が乏しい人ですね。
仕事の流れを例に出すと、
- タスクを振る
- 質問される(ググればわかる)
- ググる
- 教える
- 以下、無限ループ
マジでこんな感じです。で、途中で気づきます。
「これは自分でやったほうが早いぞ??」
マニュアル改善をしていけばこのループからは脱却できると思うんですが、正直なところ最初から問題解決能力高い人にお願いした方が早いですね。
もちろん質問するなと言っているわけではないんですが「とりあえずまずは自分で考えたり試したりしてから質問しような??」って言われるような質問はマジでゴミだと思います。
「あーこの人こんなもんかー」
って思われかねないので質問するときはかなり気をつけた方が良いかと。
良い質問の3つのチェックリスト
というわけでゴミみたいな質問をしないためにも、誰にでも良い質問ができる3つのチェックリストを作ってみました。
1.自分で考えられる範囲まで考えて調べた?
「え、ググればわかるやん…」
「それ自分で考えたの?」
「思考して出た答えは?」
みたいな返しをされる質問は悪です。
まずは自分で調べて、できるとこまでやって、そして仮説に対しての自分なりの解答まで用意するのがベスト。
2.仮説の比較はできた?
質問するってことは迷ってるってことですね。
つまり「A案とB案が出たけどどっちなんだろう??」みたいな。
(そもそもこのレベルまで落とし込んでない場合は思考してください)
そんなときに「A案は○○、B案は■■が良い」としっかり仮説同士の比較はしておきましょう。
代替案を考えておくのもベスト。
3.仮説選択への理由を付けて質問
で、ここまでできた上で、
「私はA案だと思うんですが、B案よりも良い理由としては○○が良く…」
「という理由なんですがA案であっていますか?」
「ちなみにAじゃない場合の代替案はこんなものを考えたんですがどうでしょう?理由は…」
というような理由付けまで行っていざ質問だと最高です。
質問される側も論理的に解説できますし、そもそも思考の流れがわかるのでボトルネックを見つけることもできます。
質問する勇気は大事。ただ、考えてからしような
というわけでサクッと書いてみました。
もう思ったことガーッと書いたのであんまり深掘りしていませんが心当たりある人はぜひ一度考えてみてください。
質問するのってとても大切ですが、相手のことを考えない質問はただの悪です。思いやりゼロ。
「質問=相手の時間を頂く行動」だということをどんなときも思い出してください。
相手に負担をかける質問はタダのクレクレくんでしかないですし、それに自分の評価も下げてしまいます。
で、これを続けていると嫌気が差した人からどんどん離れていくので本当に気をつけた方がいいと思います。
問題解決能力も養われませんしね。思考の訓練だと思ってがんばってください。