SEの仕事内容とは?年収、必要となる能力、転職方法について解説! | いつまでもアフタースクール
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SEの仕事内容とは?年収、必要となる能力、転職方法について解説!

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「SEの仕事って実際何するの?」

SEって職種としては何となく知っているけど、具体的に何をする職業なのか漠然としていてわかりにくいですよね。

システムを構築し、保守をするのがSEの仕事となりますが、わかりにくい点もこの記事を読めば理解できるようになります。

またSEの仕事内容だけでなく、必要となるスキルや給料面についても知りたいとお思いではないでしょうか。

この記事を読めば、

  • SEの6つの仕事内容
  • SEにに求められる4つのスキル
  • SEになるための方法
  • SEの給料、仕事のきつさ
  • おすすめのSEへの転職方法

について分かるようになります。

SEの仕事に興味がある人は、ぜひ読んでみてくださいね。

SEってどんな仕事をするの?

エンジニア転職

SEってよく聞くけどどんな仕事をしているか曖昧なイメージしかないですよね。

SEは一言で言うと、システム開発・保守をする仕事をしています。

どのようなシステムかは様々ですが、主に企業で使われるシステムである場合が大半です。

 

たとえば、会計システム、在庫管理システム、人事システムなど。

企業活動で必要になる作業を、システムを開発することで人手がかからないようにする、より正確に業務を行う、などの目的でシステムが導入されます。

 

特に大企業になれば企業によって組織の仕組みや構成が異なりますので、オーダーメイドのシステムを開発することになります。

そのような企業内部で使われるシステムを開発し、保守をするのがSEの仕事です。

ブリッジSEってなに?

SEの中でもブリッジSEという職種を聞いたことはありますか。

ブリッジSEとは国をまたいだ開発をする時に、その橋渡しの役目をするSEです。

人権費が安い国の開発者を雇い、システムを開発することを「オフショア開発」と呼ばれます。

そのオフショア開発をする時に、日本側と他国側のエンジニアのやり取りをする人をブリッジSEと言います。

システム開発の流れ

システム開発がどのような流れでシステムを開発していくか気になりますよね。

SEがシステム開発を行う時に仕事の流れについて説明していきます。

以下のの「SEの6つの仕事内容」で説明していきますね。

SEの6つの仕事内容とその流れ

エンジニア転職73

SEがシステムを開発する時には、以下6つの要素を通して開発を進めていきます。

1.要求解析・案件定義

まずはシステムを開発したいと思っているクライアントと打ち合わせをし、どのようなシステムが必要かを明確にしていきます。

同じ「会計システム」であったとしても、企業毎にそのシステムを作る目的や、どのようなことができればいいのかといったことは様々です。

 

そのようなクライアントの要望を洗い出し、整理して、そのシステムに必要な機能をまとめたものを「要件定義」と呼ばれます。

特に大きなシステム会社で大企業の仕事を受注している会社のシステムエンジニアは、この要件定義と全体のマネジメント業務が主な仕事となります。

2.設計

次に作成した要件定義書を基に、システムを設計していきます。

要件定義にまとめてある要望をどのようにシステムに落とし込むかを考え、システムの構成を考えていきます。

要件定義の時に聞き出したクライアントニーズを実現するのに、どのような機能・表示方法・操作方法で実現するのかを考えていきます。

また目的を達成するだけでなく、使う人にとっても使いやすい構成にすることが大切となります。

3.開発

設計が出来上がったら開発を行います。

この開発工程では、SE自ら開発をすることもあれば、開発は外部に委託している場合もあります。

外部に委託している場合は、開発スケジュールの作成や、滞りなく開発が進んでるかチェックするマネジメント業務が中心。

自ら開発を行う場合でも、マネジメント業務を兼任することが多いです。

4.テスト

開発が終了したらテストを行います。

このテストとはシステムが正常に機能するかどうかをチェックするためのものです。

5.導入

テストが終わった後、導入作業となります。

そのシステムを実際に企業に納品をし、導入作業からテストして問題がないか確認していきます。

6.保守・運用

システム導入が終わったら、保守・運用のサポートをしていきます。

システムのバックアップや、マニュアルの作成、不具合の対応など。

特に導入直後はまだ使う人(ユーザー)も慣れてなく、様々な質問が寄せられることが多いです。

それらの質問に答え、説明していくのも保守・運用の範囲内ですね。

SEに向いている人・向いていない人

エンジニア

自分は一体SEに向いているのか向いていないのか、気になりますよね。

ここからはSEに向いている人、向いてない人について解説していきます。

SEに向いている人

以下のような特性を持っている人はSEに向いていると言えます。

  • 新しいモノ好き
  • 技術に興味がある
  • 相手の意図を組むコミュニケーションが取れる

IT業界では常に技術がアップデートしていきます。

この技術についていくためにも情報収集をしてスキルを定期的に磨いていくことが大切です。

SEに向いていない人

次にどのような人がSEにに向いていないか解説します。

以下のような人はSEに向いてないと言えるでしょう。

  • ITの技術に興味関心がない
  • 人とコミュニケーションを取るのが苦手
  • 論理的に考えるのが苦手

SEの仕事内容の中にはクライアントと打ち合わせをし、要望を聞いて適切に把握するのが大切。

コミュニケーションが苦手だったり、人の言うことを把握することが苦手な人はあまり向いていないと言えます。

SEに求められる4つのスキル・能力

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SEに求められるスキルやどのようなスキル・能力か気になりますよね。

SEに求められる4つのスキル・能力についてお伝えします。

1.コミュニケーション能力

意外に思われるかもしれませんが、SEでもコミュニケーション能力は大切です。

クライアントとの打ち合わせ、チームメンバーとのシステム設計のすり合わせなど、SEは様々な役割の人とコミュニケーションを取っていく必要があります。

クライアントとのミーティングで、相手の言っていることを適切に汲み取りシステムに落とし込んでいくためにもコミュニケーション能力は欠かせません。

 

またプロジェクトを円滑に進めるためにも、開発メンバーと技術面でのすり合わせを行い、設計したシステムが実現できるかどうかも確認する必要があります。

しかし、高度な雑談力が必要ではありません。

むしろ相手が言っていることを適切に理解する、また言いたいことを端的に伝えるなどのスキルが重要になってきます。

2.マネジメント能力

マネジメント能力も重要なスキルの1つとなります。

システム開発は複数のエンジニアが開発をすることが大半で、プロジェクトによっては外部の企業に委託することもあります。

そのような複数の人が関わってもプロジェクト全体が円滑に進むように、マネジメント能力が必要となります。

3.文章作成スキル

文章作成スキルも必要なスキルとなります。システム開発と言うと理系分野で意外!と思われましたでしょうか。

クライアントの要件を洗い出した後、要件定義書をまとめるためにも文章作成スキルは重要なスキルとなります。

要件定義書だけでなく、プロジェクト全体を管理するためのシートや、テスト工程のためのシート作成も業務に含まれます。

そのような、主にエクセルを使用した管理シートの作成にも長けている必要があります。

4.ITスキル

最後に言わずもがなですがITスキルも大切です。

プログラミングスキルは必須ではないですが、あった方がシステム開発の内部の理解ができますので、より正確な時間の見積もりが可能になるでしょう。

 

またプログラミングスキルだけでなく、IT全般の高いスキルも必要になってきます。

プロジェクトを管理するエクセルシートの作成や、プロジェクトを効率よく回すためのアプリの使用や選定にも長けている必要があります。

分からない点については効率よく検索で確認できるスキルも必須ですね。

SEに必要な資格はある?

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SEに必要な資格はどのような資格があるか、気になりますよね。

SEになるために必須の資格というのはありませんが、取っておくとSEへの転職や就職に有利に働く資格はあります。

まずは国家資格でもある「基本情報処理技術者試験」。

この試験はIPAという独立行政法人が行っている試験で、IT系の国家資格です。

会社によっては、入社前の取得を義務付けられたり、入って1年目の社員が取ることを求められたりもします。

そのため基本情報処理に合格していれば、基礎的なIT知識があることの証明とすることができます。

SEに転職・就職するための3つの方法

エンジニア転職

では実際にSEにになるためにはどうすればいいのか、疑問に思いますよね。

そこでSEになるための3つの方法について解説していきます!

1.独学で勉強

まずは独学で勉強していくことでSEになる方法があります。

もちろん独学ですので時間はかかってしまいますが、不可能ではありません。

システム開発に必要な勉強としては、先ほどの基本情報技術者試験を取る、

また自分でアプリを開発してみる、などの勉強方法があります。

未経験での就職を目指すのであれば、何かしら実績として見せられるものがあると有利に働きます。

2.プログラミングスクールに通う

2つ目の方法としては、プログラミングスクールに通う方法があります。

プログラミング知識があれば、システム開発をより根本的に理解することができます。

 

以下の記事では特に転職保証付きのおすすめプログラミングスクールを紹介しています。

中には無料で通えてそのまま就職できるサービスもあるのでエスカレーター式でSEまでのステップを駆け上がれます!

ぜひ参考にしてみてください。

エンジニアに未経験でも転職できるおすすめサービス11選を徹底比較

3.研修制度のある会社に入る

3つ目におすすめな方法としては研修制度のある会社に入ることです。

会社によっては研修制度が充実している会社があります。

そこでスキルを磨きつつSEになることもできますね。

特に新卒であれば文系学生であっても研修を通してSEを育成する会社もありますので、そのような会社を探して就職するのも手でしょう。

SEと社内SE、プログラマーの違い

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次にSEにと社内SEやプログラマーの違いについて説明していきますね。

社内SEとは?

社内SEとは社内システムの開発や保守を担当するSEです。

一般のSEとは違い、外部の会社ではなく自分が働いている会社のシステムの面倒を見ていく職種。

外部のシステム開発では納期までにシステム開発を完了させるために、長時間労働・休日出勤がある場合もあります。

 

しかし社内SEの場合は年間のスケジュールが決められており、そのスケジュールに従って働いていくため比較的ホワイトな職場が多いのが特徴です。

ただ開発業務だけでなく、ユーザーの対応やトラブル対応も業務に含まれるため、開発だけバリバリやっていきたい方には不向きと言えます。

社内SEが一般のSEと違う特徴を以下にまとめましたので参考にしてみてください。

一般のSE 社内SE
顧客(ユーザー) 外部企業 自社の社員・経営陣
業務範囲

・外部システムの要件定義・開発・運用

・外注先の管理

・常駐であれば常駐先

・自社システムの要件定義・開発・運用

・既存システムのサポート業

・外注先の管理

携われる技術の広さ 広い 狭い
労働時間 長い傾向有り 定時で帰れる傾向有り
キャリアアップのしやすさ しやすい しにくい(違う会社の社内SEであれば可)

プログラマーとは?

プログラマーとSEってどう違うの?と疑問に思いますよね。

プログラマーはシステム開発の中でも開発するシステムのプログラムを組む担当の人の職種。

SEはシステム開発の要件定義やプロジェクト全体を管理する役目となります。人によってはプログラムを一切書かないSEもいるぐらいです。

 

対して、プログラマーはプログラミングをしてシステムの部品を開発していくのが役目です。

またIT用語では要件定義などシステム開発全体を決めていく工程を上流工程、実際のシステムを開発していく工程を下流工程と呼びます。

プログラマーの職種は下流工程部分を担当するとも言えますね。

SEの気になる疑問

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最後にSEについてよく疑問に思われる給料や仕事のきつさについて説明していきます。

給料・年収はいいの?

SEの給料・年収がいいのか気になる点ではあると思います。

結論から言うと、専門職なので一般の会社員よりも高い給料がいただけます。

厚生労働省がまとめている「労働統計要覧」によると、SEにあたる情報通信業の平均年収は523.5万円で、全産業の平均である363.3万円よりも約1.5倍も給料が高いです。

※出典:厚生労働省・労働統計要覧「産業別賃金指数(きまって支給する給与) 」

これは外資系のIT企業である場合は、さらに高くなる傾向があります。

SEの仕事はきつい?

SE、特にIT業界はブラック企業が多いことでも有名ですが、仕事がきついかどうかも気になるポイントだと思います。

結論としては、会社によります。

ただ傾向としては、システム開発の末端を担う下請けの会社であるほど、納期が厳しく残業が多い。

対して一次請け企業であればプロジェクトのスケジュール全体を管理する、などの業務のためそこまで残業が多くないという傾向があります。

しかしあくまで傾向で、会社によって様々なため、転職・就職を考えている人はその会社の働き方を調べることをおすすめします。

SEへの転職は幅広く情報収集するのがコツ

最後にSEへの転職を考えている方に向けて、SEへの転職のコツをお伝えします。

SEは上記の通り会社によってかなり勤務体系も違い、社風も変わってきますね。

幅広く情報収集をし、会社内部の情報も調べていくことが、本当に自分に合った会社を見つける上で大切です。

 

そのためにも、積極的に転職エージェントに登録し、まずは情報収集から始めることがおすすめです。

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