この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
おまとめローンを検討してるあなたは、
「借りたものだから返すつもりはもちろんあるんだけど、月々の返済が多すぎて追いつかない。」
「せめて月々の支払いがもう少し抑えられたら何とか支払っていけそうなのに。」
このような悩みを抱いていていませんか?
複数から借り入れをしてると、気づいたら月々の支払いがとんでもないことになっていますよね。
お給料をもらったその日にはもうほとんどない・・・なんてこともあったり。
どうにか月々の返済だけでも減らせないかな?と考える日もあると思います。
そんなとき「おまとめローン」を知り、これだ!と申し込みしてみたものの、審査に通らない・・・
このページでは、おまとめローンの審査が通らず「やっぱりもうこのまま何とか返していくしかないのか」と諦めかけてるあなたの、
- おまとめローンの審査がなぜ通らないのか
- 審査に通りやすい借入先はないの?
- 審査に通らなかったら他に解決法は?
このような疑問にお答えします。
前提として多くの会社から借り入れていると審査は当然不利になる
多くの会社から借り入れをしていることは、信用情報機関を通して知られています。
なので、当然そんな人に「どうぞどうぞ」と貸す人はなかなかいません。
あなたも、複数の友だちからお金を借りて回ってる友人に「お金を貸してくれ」と言われたら躊躇すると思います。
そんなこと言われても「おまとめローンというくらいだから、あらかじめ複数から借り入れてる人を前提としてお金を貸しているんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、あくまで複数から借りている場合は審査が不利と言うだけであって、「複数の借り入れが今どういう状態なのか?」が重要です。
1社のみから借り入れてる場合と、複数から借り入れてる場合では、信用機関に寄せられる情報から想像できる債務者(お金を借りてる人)の状況は大きく変わります。
例えば、1社のみから借り入れをしていて延滞してしまった場合、そこから読み取れる情報は、「たまたまかな?」「次の月はちゃんと払ってるから大丈夫だよね」など比較的プラスのイメージです。
一方で、複数から借り入れてる場合、複数社同時に延滞があると、「返済が厳しいのかな?」「先月A社に延滞してたけど今月はB社に延滞してる。返済に追いついてないな」などマイナスなイメージになります。
あなたがおまとめローンの審査に落ちる2つの理由
では、あなたの借り入れ状況を思い浮かべながら、なぜ審査に通らないのか?考えてみましょう。
例えば、次の2つに思い当たりはないですか?
- 支払いが追いつかなくて遅れて支払った
- 数打ちゃ当たる!と、何度も申し込んだ
もし当てはまる場合、原因はそこにあるかもしれません。
過去に長期延滞などの金融事故を起こしている
あなたが長期延滞をしていた場合は、信用情報に書かれている可能性が高いです。
例え、「忘れていたんだ」「その時だけ他に急な出費がありしばらく払えなかったんだ」という事情があったとしても、信用情報には「延滞したことがある」という事実しか残りません。
先ほど話したように、ある程度状況は想像できますが、長期延滞から考えられるのはマイナスイメージがほとんどです。
そして、長期延滞=返済能力が低いとみなされ、審査に落ちてしまいます。
短期間のうちに何度も審査の申し込みをしている
短期間のうちに何度も審査の申し込みをしているのも危険です。
- 1社に対して何度も申し込みしてる場合
- 複数の会社に何度も申し込みしてる場合
どちらも審査に影響します。
何度も審査を申し込む=何度も審査に落ちていると同じなので、何かしら原因があると考えるのが普通です。
信用情報は共有されるので、申し込み履歴ももちろん残りますし、3ヶ月以内に複数者に申し込みしてるとその時点で弾かれる(申し込みブラック)可能性が高まります。
消費者金融は比較的審査がやさしい
銀行などに比べると、消費者金融の審査はやさしいと言われています。
理由はいくつかありますが、中でも金利の差は大きく影響しているでしょう。
銀行ローンは金利が最高14%に対して、消費者金融は18%なので、利息で回収できる金額に大きな差が出てきます。
それがなぜ審査が甘い理由に影響するのか以下で説明しますが、特に必要なければ読み飛ばしてください。
12分割返済で100万円貸した場合を例にします。
1年で回収できる金額は、
- 14%→114万円
- 18%→118万円
となります。
仮に、50万円しか返って来ない段階で債務整理を行いチャラになったら、
- 14%→57万円
- 18%→59万円
しか回収できません。
- 14%→43万円の損失
- 18%→41万円の損失
となるので、18%の方がリスクが小さいことが分かります。
これにより、銀行に比べると消費者金融はリスクが4%低くなるため銀行よりも審査が甘い傾向があります。
とは言え、差額分審査が甘くなると言うだけであって、誰でも簡単に借りれるわけではありません。
債務整理vsおまとめローン!どっちが良いか徹底比較
どうしても月々の返済が多すぎて追いつかない場合には、選択肢に債務整理を追加するのもありです。
債務整理は世間的にヤバイものと考えてる方も多いですが、「債務整理」と一口に言ってもいくつか方法があります。
それぞれの債務整理の手段とおまとめローンを徹底的に比較しながら「あなたにはどの借金解決法が良いのか」お伝えします。
任意整理vsおまとめローン
債務整理の中でも、おまとめローンの審査が通りにくいあなたに合わせて考えてほしいのが「任意整理」です。
おまとめローンを考えてるあなたは恐らく、月々の返済はある程度できる状況だと思います。
その状況をふまえた上で、おまとめローンと任意整理を以下の表で比較してみました。
任意整理 | おまとめローン | |
審査はある? | なし | あり |
返済期間は? | 3年(場合によっては5年) | 最長8~10年 |
月々の支払い負担はどうなる? |
今までより減る |
返済期間が長ければ長いほど 月々の負担は少なくなる |
利息はつく? | なし |
あり (場合によっては今よりも利息が高くなる可能性もある) |
信用機関に登録される? |
5年間、事故情報が登録される |
されない (ただし現在延滞している場合には、すでに信用情報に傷あり) |
過払い金は? | 対象であれば清算される | 請求できない |
任意整理はおまとめローンと違って利息や延滞金もカットされ、さらには過払いが発生していた場合、引き直し計算によって借金額が減額します。
また、審査もないので「審査に通らず今のままでは月々の返済が苦しい」と考えている人は任意整理も視野に入れた方がいいです。
事故情報が5年間登録されてしまいますが、今現在おまとめローンの審査に通らないあなたは、すでに事故情報が登録されてる可能性が少なからずあるため、1度早めに任意整理をしてしまった方がメリットが大きいかもしれません。
後ほど、どんな人に債務整理がおすすめなのか?紹介しますが、「任意整理」でも返済が難しいのであれば、「個人再生」「自己破産」も合わせて検討する必要があります。
個人再生vsおまとめローン
個人再生の特徴は借金額が大きく減額できることです。
実際に個人再生をした場合とおまとめローンをした場合でどのくらい差があるのか比較してみます。
条件
- 3社から借り入れがある
- 3社の借金総額は300万円
- 返済期間は36ヶ月(3年)
これらの条件でおまとめローンと個人再生を比較した結果
月々の負担と、支払い総額に大きな差がでました。
債務整理は弁護士に依頼する必要がありますが、弁護士費用を合わせても、おまとめローン後支払総額の半分以下です。
このような結果になった経緯をもう少し詳しく見ていきます。
個人再生
借金が300万円ある場合、個人再生の基準で減額され、100万円まで減ります。
これにより、月々の支払い負担が大幅に軽くなりました。
おまとめローン
おまとめローンした場合でも、利息が付くため月々の返済額の負担はさほど変わりません。
とは言え、おまとめローンの場合、返済期間が最長で10年のところもありますので、返済期間を延ばせば月々の支払いを減らせます。
ですが、返済期間を長く設けるときには「同時に支払い総額も大きくなる」のを理解しておいてください。
月々のお支払い金額 | 支払い総額 | |
50ヶ月 | 71,460円 | 3,573,000円 |
65ヶ月 | 57,751円 | 3,753,815円 |
80ヶ月 | 49,252円 | 3,940,160円 |
自己破産vsおまとめローン
おまとめローンは、借金が減額されるというよりも、新たにお金を借りて返済を一つにまとめることで月々の返済負担を減らすのが目的です。
現在、おまとめローンの審査が通らないあなたは、すでに借金の返済に追い付かない状況ではないですか?
おまとめローンの審査に申し込んではみるものの、実際に借金をまとめた後、「どのように返済していき、今とどのくらい状況が変わるのか?」までは深く考えていないことがほとんどだと思います。
先ほど、おまとめローンをするとどうなるか?について具体的な数字で紹介しましたが、結果を見て、「おまとめローンしても返済できないかも」「おまとめローンも無理ならどうすればいいの」と考えた人も中にはいるはず。
そんなあなたのために、個人再生も同時に紹介しましたが、ここまで読んでくださっているということは個人再生でも難しいと感じているのかもしれません。
ここまで来たら、最終手段として「自己破産」を選択するという手もあります。
自己破産は、おまとめローンと違って借金全額がなくなるので、今後借金返済のために月々お支払いする必要がなくなります。
とりあえずおまとめローンを考えて見たものの借金返済のめどが全く立っていないのであれば、自己破産を検討しましょう。
こんな人には債務整理がおすすめ!
では、債務整理とおまとめローンの比較をしたところで、具体的にどんな人に債務整理がおすすめなのか?お答えします。
- おまとめローン後、金利が高くなってしまう人
- 過払い金がある可能性が高い人
- 滞納をしていて遅延損害金が発生してる人
- 借金を減額したい人
- 借金額が多くて利息により支払い総額が膨れ上がる人
- 返済するために他の消費者金融からお金を借りている人
- 月々の支払いを大きく減らしたい人
- 早く借金問題を解決して終わりたい人
ここに当てはまらない場合でも、おまとめローンの審査に通らない人は、他に借金解決手段を探すのは難しいので債務整理を視野に入れておきましょう。
借金返済の様々な手法を理解して自分にあった返済方法を考えてください。
まずはこちらの東京ミネルヴァ法律事務所の無料債務整理シュミレーターを使って実際の債務整理の流れや金額を診断してみてください。