この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
プログラマーが独立をするときに気をつけなければいけないことは何でしょうか。
プログラマーという職業が独立に向いているという話はよく聞きます。
まず第一に、プログラマーは、パソコン、そしてインターネットに繋がる環境さえあれば仕事をすることができます。
たとえそこが木の生い茂る山の奥であっても、波の音が響く海辺であっても、パソコンとインターネットさえあれば、場所を選ばず仕事をすることができます。
また、基本的に期限内に成果物の提出さえできれば良いので、作業をするのが真夜中であろうと、家事と家事の合間だろうと、自分の都合に合わせた時間に仕事をすることができます。
プログラマーは、どこかの組織に所属することなく、場所や時間に融通をきかせながら働くことができるのです。
実際、プログラマーとして働いている人ならば、誰しも一度は独立を考えたことがあるのではないでしょうか。
独立をすると、自分に合った場所や時間で働くことができます。
また、独立したことで収入が増えたという話もよく聞きます。
今所属している会社の雰囲気や業務体系が好きでない人は、独立によって会社の縛りから解放されることを魅力に感じるかもしれませんね。
プログラマーの独立は、良いことづくめに思われます。
しかし実は、何も考えずに独立をすると、失敗してしまうことがあるのです。
誰も好き好んで失敗したい人はいませんよね。
ここでは、
・プログラマーが独立をする場合のメリット
・プログラマーが独立してよくあるトラブル・失敗談
を紹介し、同じようなトラブルや失敗を起こさないようにするにはどうすればいいか、独立をする場合のメリットを残しつつ 失敗のリスクを減らすにはどうすればいいか、説明します。
プログラマーとして独立したいけれど踏み切れないでいる人や、失敗が怖くて独立を諦めていた人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
プログラマーが独立するメリット
独立したプログラマーの平均年収は?
約600万円〜800万円
プログラマーが独立をすると、年収が上がります。
会社勤めのプログラマーと、独立したプログラマーで一番違いが出るのは、収入の得られ方です。
会社員として働いている場合、基本的に給料は役職や階級によって決まります。
そのため、どんなに難しい案件をこなしても、どんなに高単価な案件をこなしても、若いうちは収入がなかなか増えません。
役職以外にも、所属している部署の業績、上司からの評価など、会社員は自分の収入を左右する要素がたくさんあります。
たとえ月80万円の単価で契約を結ばれて 毎日一生懸命働いていたとしても、自分の口座に振り込まれる金額はその4分の1だとしたら悔しいですよね。
独立をすれば、当然ながら契約している金額がすべて自分の収入になります。
実力社会なので、難しい案件をこなせばこなすほど、単価がアップします。
能力と給料が比例するのは、実力のある若いプログラマーにとっては嬉しいですね。
以下は、独立したプログラマーの年収を年代別にまとめたグラフです。
参考:「フリーランスエンジニア100人に聞いた年収調査【相場グラフつき】
赤い色の線が、独立したプログラマー(フリーランスエンジニア)の平均年収です。
正社員(灰色の線)と比較すると、年収の上がり方の傾斜はゆるいですが、50代に入るまでは、正社員よりも約300万円ほど平均年収が高いことが分かります。
正社員エンジニアは、年齢が上がるにつれて役職が上がるため、年齢に比例して年収が上がっていきます。
一方独立したプログラマーは、会社員ほどは年齢が年収に関係していません。
たとえば、40代と20代の平均年収を比較すると、会社員は倍ほど違っているのに対し、フリーランスは2割程度しか変わりません。
フリーランスは案件毎で契約をするため、若年層であってもスキルがあれば高い年収を得られる可能性があるのが嬉しいですね。
年収が上がる
プログラマーが独立すると、年齢に関係なく稼げるようになるため、年収が上がる。
プログラマーが独立してよくあるトラブル
プログラマーが独立すると、会社員としてプログラマーをしているよりも年収が上がることが分かりました。
しかし、年収が上がる一方で、お金に関するトラブルに悩むこともしばしばあります。
ここでは、プログラマーが独立してよくあるお金のトラブルについて紹介していきます。
報酬の未払い
報酬を支払ってもらえないトラブルがあります。
契約の期間が完了したり、完成物を納品しただけでは、案件は終わりではありません。
きちんと契約した金額が口座に振り込まれたことを確認して、やっと終わりと言えます。
数ヶ月頑張った仕事が、報酬を支払ってもらえず 吹っ飛ぶことがあるのです。
実際、独立したプログラマーの一定数が報酬の未払いを経験しています。
独立したプログラマーは個人ですべてを賄わなくてはならないので、未払いトラブルは大きな痛手ですよね。
対策
- 前払いしてもらう(前金をもらう)
- 契約書をきちんと作成する
- 仕事をした・仕事をお願いされた証拠を残しておく
一番良いのは、前払いをしてもらうことです。
最初にすべて払ってもらえれば、未払いなんて起きようがなくて安心ですよね。
とはいえ、前払いに応じてくれるクライアントはあまり多くないので、せめて前金をもらえるよう交渉ができると良いです。
また、前払いや前金が貰えても、貰えなくても、契約書をきちんと作成することが大事です。
仕事を受ける前に 細かい契約内容までしっかりと詰め、相手の合意があった証拠を残します。
もし契約書を書くことが難しい場合も、口約束だけで終わらせず、メールや書面など何かしら形に残しておくようにしましょう。
メールや書面に残しておけば、クライアントへの内容証明や弁護士への相談に使えるため、万一未払いが起きてしまった場合も、泣き寝入りに終わりません。
会社員だったら会社が給料を保証してくれますが、独立をしたら自分ひとりで何とかしなくてはなりません。
あらかじめお金をもらうなど未払いを起こさせない契約を結んだり、約束した内容を書面に残すなどトラブルになる種を摘んでおくことが大切です。
安い金額で請け負ってしまう
相場価格を知らないために、相場よりも安い金額で契約をしてしまうミスがあります。
価格交渉の仕方を知らなかったり、交渉経験が少ないと、契約相手のペースに乗せられてしまうため、内容や相場に見合わない、安い金額で契約を結んでしまうことがあります。
本当はもっと貰うことができたはずのお金を貰うことができないのは、とても悔しいですよね。
対策
- 相場を知る
- 価格交渉の方法を身につける
- 価格交渉をプロに任せる
まずは、同じ独立プログラマーや、同じような案件に従事している人に聞いて、相場を知ることが大切です。
相場を知らないと、提示された金額が高いのか低いのかの判断をすることができません。
クライアントの口に乗せられて安い金額で請け負ってしまわないためにも、相場は把握しておくべきです。
相場を理解するとともに大切なのが、交渉方法を身につけることです。
もし提示された金額が相場より安いと分かっても、価格交渉をきちんとできないと、結局提示された安い金額で請け負うことになってしまいます。
提示された金額に対してNOを言い、金額を交渉する術を身につけることが大切です。
もし価格交渉を自分でする自信がない方は、いっそのことプロに任せてしまうと良いかもしれません。
価格交渉をプロに任せるには、エージェント会社を使うことがおすすめです。
エージェント会社については後ほど詳しく紹介しますね。
- 報酬の未払い
- 安い金額で請け負ってしまう
プログラマーの独立失敗談
プログラマーが独立したときにありがちなトラブルについて紹介してきました。
では、トラブルの回避さえできれば、独立して困ることはないのでしょうか。
そうではありません。
そのほかにも、気をつけなければならないことがいくつもあります。
ここでは、プログラマーが独立したときにやりがちな失敗談を5つ紹介します。
「こういうことが起こるかもしれない」と分かっていれば、前もって気をつけることができるはずです。
これから独立したいと考えているプログラマーの方は同じ轍を踏まないために、今プログラマーとして独立している方は 自分の現状が当てはまっていないか確認するために、ぜひ読んでみてください。
1. やりたいことと稼げることが別で悩む
プログラマーとして独立したものの、やりたいことと稼げることが別で悩むケースが非常に多いです。
自分の自信のある技術と、企業が欲している技術が同じとは限りません。
自分の得意分野よりも苦手分野の方が高単価であったり、求人数が多いこともしばしばです。
「これ一本で行くんだ!」と決めて独立をしてしまうと、失敗をしやすくなってしまいます。
2. ニーズがないものを開発してしまう
技術に自信がある人や、プログラミングが大好きな人が独立をしたときに起こしがちな失敗です。
どんなに凄い技術でも、需要がなかったら意味がありません。
また、このような開発は、得てして最新技術や特殊な技術を盛り込んでいることが多々あります。
受け入れ先が限られてきてしまうのも、ニーズが高くない原因の一つです。
受け折れられないものを作ると、時間の無駄となってしまうだけでなく、受け入れてもらえなくて自信を失ってしまうことがあります。
時間の無駄にならないためにも、心の健康のためにも、ニーズを把握し網羅した開発が必要です。
3. 仕事を獲得できない
そもそも仕事の獲得で手間取る場合があります。
会社では営業の方が仕事をとってきてくれますが、独立をしたら営業活動をすべて自分でやらなくてはなりません。
営業活動がうまくいかないと、仕事を獲得することはできません。
仕事を獲得できないことには、収入がありません。
しかし、うまく自分を売り込むことができなかったり、マッチする案件を見つけられなかったりと、仕事の獲得に失敗するケースが非常に多いです。
4. 経理の知識が皆無
独立するということは、自分一人で働いて行く、ということです。
会社には総務の人や経理の人がいて、経理や税務、必要な書類の作成や申請や手続きをしてくれましたが、独立をしたらすべて自分でやらなくてはなりません。
諸手続きや書類に対する知識がないと、手直しが発生したり、手直しが発生しないまでも非常に時間を食うことになってしまいます。
円滑に仕事をするためにも、ある程度経理の知識がないと、失敗の元です。
5. セルフブラックに陥る
ここまでの失敗をした結果引き起こされるのが、セルフブラックです。
例えば、ニーズがなくてお金にならないものの開発に時間を割いてしまうと、本来の開発の締め切りが切迫してしまいます。
営業活動に失敗し、望んだ単価の案件が獲得できなかったために、安い案件をいくつもこなそうとすると、日々のスケジュールがかつかつになってしまいます。
経理作業の知識が無いせいで、書類の作成や提出に時間や手間がかかると、キャパオーバーしてしまいます。
一人で働くがゆえに、監督役がいないのが独立の怖いところです。
なんでもかんでもこなそうと抱えこんだ結果、セルフブラックに陥ってしまうことが多々あります。
- やりたいことと稼げることが別で悩む
- ニーズがないものを開発してしまう
- 仕事を獲得できない
- 経理の知識が皆無
- セルフブラックに陥る
プログラマーは失敗してもリスクが少ない
ここまで、プログラマーが独立したときに起きがちな、トラブルや失敗談を紹介してきました。
もしかしたらここまで読んだ方の中には、「こんなにトラブルや失敗談があるなら独立なんてしないほうがいいのでは」と思う人がいるかもしれません。
しかし、それはもったいないです。
なぜなら、プログラマーは失敗してもリスクが少ない職種だからです。
ここでは、プログラマーの独立にリスクが少ない理由について、3つの観点から説明をします。
スキルが身についている
プログラマーは、技術職です。
美容師が髪を切る技術があるように、調理師が料理をする技術があるように、プログラマーはプログラミングをする技術があります。
これは、どんな現場へ行くことになっても揺らぐことはありません。
また、技術があることで、雇われるときにスキルで見てもらえるので、雇う側が「この人はこれを任せられる」とわかった状態で受け入れてもらえるため、齟齬が減り、トラブルが減る手伝いをしてくれます。
プログラマーは、スキルが身についているため、独立してもリスクが少ないのです。
需要がある
参考:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」P.7
これは、IT人材の将来的な需要と供給を予測してまとめられたグラフです。
ITに携わるプログラマーやエンジニアの数が減少していく一方で、IT人材の需要がどんどん上がっていることが分かります。
世の中は、どんどんIT技術に溢れていきます。
たとえば、一昔前だったら道に迷ったときは道に立っている案内板を探していましたが、今は地図アプリを立ち上げて目的地検索をします。
アプリで地図が見られるのも、目的地の名前を打ち込むだけで住所を検索してくれるのも、開いた地図で今自分がどこにいるかがすぐに分かるのも、プログラマーのプログラミング技術があったからです。
紙の地図や道端の案内板が、アプリやウェブサービスの地図に進化したように、これから先、今使っているサービスはどんどん便利に進化していくでしょう。
そのためにはプログラマーの技術が必要不可欠です。
プログラマーの需要がなくなることはありません。
需要があるということは、仕事があるということです。
仮に、最初に受けた案件がうまくいかなくても、仕事があるのですから次の案件で頑張ることができます。
万が一、「独立を失敗した、会社員に戻りたい」と思ったときだって、需要があるのですから再び会社員として働くことができるのです。
プログラマーは、需要があるため、独立してもリスクが少ないのです。
先行出資がほとんどいらない
プログラマーは、基本的にPCさえあれば働くことができます。
もちろん、モニターやハードディスクなどあると便利なものはたくさんありますが、基本的にパソコンさえあれば仕事をすることができます。
たとえば、美容師が独立をしようとします。
働くにはお店が必要ですから、店を借り、シャンプー台などの機材を用意します。そのほかにも、使ったタオルを洗う用の洗濯機が必要ですし、お会計用のレジも必要です。
事務作業用のパソコンだって必要ですし、独立しようとすると数百万から数千万円のお金が先行出資として必要になってきます。
独立して構えたお店が軌道に乗ればいいですが、万一うまくいかなくて店をたたむことになった場合、先行出資として使ったお金を回収することはできません。
ところが、プログラマーは違います。
とりあえず、パソコンと、インターネットに繋がる環境さえあれば良いのです。
万一独立に失敗したとしても、先行出資の回収について腐心することがありません。
プログラマーは、独立用の先行出資がほとんど無いため、独立してもリスクが少ないのです。
- スキルが身についている
- 需要がある
- 先行出資がほとんどいらない
年収を上げたいならエージェントを活用すべし
これは、現在独立して働いている人たちに対し、年収別に仕事の獲得経路をアンケートで取った結果をまとめたグラフです。
参考:「IT人財白書2018」P.14
独立したプログラマーの平均年収が600〜800万円であることは先に書きました。
年収が800万円以上の層の割合を見ていきます。
エージェントサービスから仕事を獲得しているたちの割合が高いことが分かります。
さらに、独立したプログラマーの平均年収を含む、500万円以上の層まで加えて見ても、エージェントサービスを活用している人たちの層が抜きん出て多いことが分かります。
独立したプログラマーが収入を増やすなら、エージェントを活用するべきです。
そこで、次の項目では、エージェントを活用するとどのようなメリットがあるのかをまとめてみました。
プログラマーとして独立を考えている人、プログラマーとしてすでに独立をしているもののエージェントを活用をしていない人は、ぜひ読んでみてくださいね。
エージェントを活用する2つのメリット
独立したプログラマーが年収を上げたいならば、エージェントを活用すると良いということが分かりました。
では、エージェントを活用するとどのような良いことがあるのでしょうか。
ここでは、独立したプログラマーがエージェントを活用するメリットを2つ紹介したいと思います。
営業活動の必要がなくなる
エージェントを活用すると、営業活動を代行してもらえるため、自分で営業をする必要がなくなります。
先ほど、プログラマーが独立したときのトラブルや失敗談として、仕事を獲得できない、をあげました。
・安い価格で請け負ってしまう
・仕事を獲得できない
など、独立したプログラマーにとって、仕事の獲得は、とても重要なことであると同時に、とても労力が大きいのです。
エージェントは、この営業活動を代行してくれるのです。
ここでは、営業活動を代行してもらえることで得られる恩恵について紹介します。
営業活動の必要がなくなる
会社には、営業担当の人がいます。
エンジニアの売り込みをし、相手の会社とのパイプを作ることで、案件を獲得したり、案件を獲得した後の価格交渉などを行ってくれます。
独立をすると個人で動くことになるので、当然ながら営業担当の人はいません。
会社で営業の人がやるような仕事を、自分一人でやらなくてはならないのです。
「偉い人と交渉するのがとても得意!」という人はよいですが、偉い人と話すこと、単価や納期について踏み込んで交渉することがあまり得意ではない人は困ってしまいます。
ここで頼りになるのが、エージェントです。
エージェント会社に登録をすると、大企業から優良企業までさまざまな会社へのパイプを持ったエージェントが、自分にあった内容やスキルの案件を紹介してくれます。
そのため、営業のための情報収拾やパイプ作りに時間や労力をかけることなく、案件を探すことができるのです。
技術力があっても、営業活動がうまくいかないと仕事に就くことができません。
しかし、営業活動は、時間も、労力も、人によっては精神力も、非常に削られます。
そんなとき、営業活動を一任できるエージェントの存在は、非常に便利かつ心強いです。
非公開の求人情報を紹介してもらえることも
世の中にある求人情報は、求人票として出回っているものだけではありません。
エージェント会社の中には、クライアント会社とのパイプを使い、独占求人情報を用意している場合があります。
エージェント会社を使うことで、単に営業活動を代行してもらえるだけでなく、個人では見つけることができなかった案件に出会うことができるのです。
案件の空白時間を無くせる
エージェントは案件と案件の間の空白期間を無くしてくれます。
どんなに長期の案件であっても、数ヶ月から数年で契約が終わってしまいます。
契約が終わったら仕事がなくなってしまいますから、次の案件を探さなくてはなりません。
しかし、体は一つです。
前の案件に携わっている間は、次の案件用の営業活動をするのは時間的にも体力的にも難しいです。
けれど、案件が終了してから次の案件獲得のた目目の営業活動をしていたのでは、案件と案件の間に仕事の空白期間ができてしまいます。
空白の時間は、作業をしていないのですから、当然賃金は発生しません。
収入がない不安な時を過ごさなくてはならないのです。
エージェントを活用すれば、空白期間が発生しないよう次の仕事を探しておいてもらうことができます。
案件の終了時期を見込んで、次の仕事を紹介してもらえるのです。
そのため、収入が安定し、不安な思いをすることもなく、作業に集中することができます。
案件と案件の間の空白時間を無くすことができる。これは大きなメリットではないでしょうか。
エージェントを活用すると、フリーランスエンジニアは営業を代行してもらえる。
営業を代行してもらえると、心身的に楽なだけでなく、非公開の案件を紹介してもらえたり、案件と案件の空白の時間を減らすことができる。
フリーランスへの手厚いサポート
1でエージェントが営業活動を代行してくれることについて書きましが、単に案件を紹介してくれるだけではありません。
エージェントは、案件を紹介したあとのサポートも手厚く行ってくれます。
ここでは、エージェントによるサポートの一部を紹介します。
面談に向けたサポート
気に入った案件が見つかったら、先方の会社との面接や面談があります。
いくら良い案件を見つけたからといって、契約を結んでもらえなくては意味がありませんよね。
面談は非常に重要です。
エージェント会社は、
・スキルシート
・面接対策
・書類の作成
など、面談に臨むために必要な準備をしてくれます。
さらに、エージェント会社によっては、面談に付き添ってくれる場合もあります。
独立をすると、基本的にひとりで活動することになります。
ひとりでの活動だと、書類の不備には気づきにくいですし、面接対策もやりにくい、第一とても不安ですよね。
エージェントは独立したプログラマーが面談に臨むのに際し、とても心強い存在となってくれるのです。
キャリアに関するアドバイスをくれる
エージェントは案件を結ぶだけでなく、キャリアに関するアドバイスもしてくれます。
会社勤めでしたら上司がいますが、独立をすると上司がいません。
上司がいないと、縛られることがなくて自由に感じる反面、キャリアや働き方に関する相談相手がおらず、迷走してしまうことがあります。
エージェント会社にもよりますが、プログラマーやエンジニアに特化したエージェント会社は、IT業界に精通した人が担当になっています。
最終的に決定するのは自分であるにせよ、業界に精通した人が、自分のために、客観的立場からアドバイスをしてくれる機会は、とても有意義です。
こうした担当者から受けられるサポートにより、安心して業務に集中できることはもちろん、能力やスキル、現状を客観的に棚卸することができるので、今後のキャリアプランもきちんと納得するまで考えることができます。
福利厚生があることも
フリーランスエンジニアと会社員の大きな違いとなるのが、福利厚生です。
独立をすると個人事業主になるため、会社員のような福利厚生はありません。
しかし、エージェントに登録をすると会社員並みの福利厚生を受けられる場合があります。
以下は、エージェント会社に登録することで受けられる福利厚生の一部です。
・健康保険
・年金
・退職金
・就業不能時の所得保障保険サービス
・ホテルやスポーツクラブの優待利用
・人間ドッグや検診費用優待
・勉強に使った費用の一部負担
福利厚生の内容は、エージェント会社によって異なります。
必ずしも自分が興味を持ったエージェント会社が自分の望む福利厚生を提供しているとは限りませんが、興味があったらぜひ時調べてみてください。
エージェントを選ぶ際の2つのポイント
ここまで、エージェントを活用するメリットを紹介してきました。
しかし、エージェント会社ならばどこでも良い、というわけではありません。
ここでは、エージェント会社を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
エージェントの活用に興味がある人は、ぜひこの2つの軸を参考に探してみてくださいね。
自分にあった案件を紹介してくれるか
自分にあった案件を紹介してもらえるか否かは、エージェントを選ぶ際に非常に大切なポイントです。
人によって、仕事に求める条件は違います。
・高い収入の仕事を求める人
・実力アップのために難易度の高い仕事を求める人
・稼働したい曜日が決まっている人
・使う言語
・プロジェクトの規模
などなど、案件に対して求める内容は人によって違います。
自分の求める条件を満たす案件を紹介してもらえるエージェント会社かどうか、確認する必要があります。
各エージェントによって、紹介できる案件の保有数は違います。
紹介できる案件の分野の強みも違います。
気になっているエージェント会社が、自分の求める条件に合う案件を保有しているか否か、保有している場合はどのくらい保有しているか、きちんと確認する必要があります。
もし仮に、気になっているエージェント会社が自分の求める分野の案件をたくさん保有していたとしても、きちんとエンジニアが求める案件を紹介してくれるかは別です。
契約時期、単価、期間など、エンジニアの都合よりもエージェント会社の都合を優先させた案件を紹介されてしまう…なんてことも、ありえない話ではありません。
気になっているエージェント会社が、きちんと自分の求める条件を聞き、条件にあった案件を紹介してくれるか、しっかり確認することが必要です。
事務手続きをきちんとするか
フリーランスエンジニアには、事務手続きが付き物です。
・契約が成立後の契約書の発行。
・案件に携わっている間の請求書の作成
・稼働報告書の作成
・経費仕訳
・確定申告 …etc
働いてお金を稼いでいくためには、様々な手続きが必要になります。
しかし、独立したプログラマの失敗としてあげたように、これらの手続きは ある程度経理の知識がないと、大きなミスをしたり、ミスはしないまでも非常に時間を取られてしまいます。
エージェント会社によっては、事務手続きをサポートしたり、部分的に代行してくれます。
手厚いエージェントの中には、経費の明細など必要書類を渡すだけで、担当の税理士が書類の作成・提出まで行ってくれたり、質問・相談用の窓口を設置しているところもあります。
「経理や事務手続きに詳しいです!」という人は別にして、手続きを自分で行ったことがない人や税金やお金の話に詳しくない人は、エージェントが事務手続きを代わりにやってくれると非常に助かりますよね。
また、最初に未入金に関するトラブルを紹介しました。
エージェント会社に報酬の回収や管理をお願いすることで、個人のやりとりに比べ、入金トラブルが発生する可能性が低くなります。
煩わしい事務作業を減らし、トラブルへの不安も軽減できる。
事務作業が避けては通れない業務であるからこそ、本業に集中するためにも、事務手続きをサポートしてくれるかどうかは エージェント会社を選ぶうえで重要視するべき項目です。
おすすめのエージェントを紹介
ここまで、独立したプログラマーがエージェントを使うメリット、エージェントを選ぶポイントについて紹介してきました。
ここでは、具体的に1社、おすすめのエージェント会社を紹介します。
高単価案件が豊富なレバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、ほかのエージェントに比べ、高単価な案件を多く紹介してくれるのが特徴です。
「最高単価160万円」「正社員からフリーランす転向で月収97万円UPも」が謳い文句になっています。
下請け作業でなく、参画先企業と直接取引をする案件が多いため、マージンが低くなります。
その結果、プログラマーのお金の取り分が多くなるため、案件の多くが高単価となっているのです。
せっかく自分の時間を使って働くのですから、入ってくるお金は多い方が嬉しいに決まっていますよね。
レバテックフリーランスは、高単価案件を多く抱えているので、他のエージェントにかかるよりもさらに高確率で、高単価案件に出会うことができるのです。
また、レバテックフリーランスでは、月に一度の面談の場が用意されています。
現場でトラブルや困ったことがあっても、自分からは相談しづらい…という人がいるかもしれません。
定期的に相談できる時間があるのは有り難いですね。
興味のある方は、ぜひサイトへ行ってみてください。
まとめ
プログラマーの独立は、年収アップのメリットがある反面、トラブルや失敗をしてしまうことがあります。
しかし、プログラマーは他の職種に比べて独立のリスクが低いことが特徴です。
さらに、エージェントを活用すれば、トラブルや失敗を回避・軽減することができます。
独立に興味があるプログラマー方、すでに独立しているけれどまだエージェントを活用していない方は、年収アップのためにもぜひエージェントを活用してみてくださいね。