アイドルにお金をかける理由がやっとわかった | いつまでもアフタースクール
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アイドルにお金をかける理由がやっとわかった

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ドルオタはキモい。そう思っていた。

 

ものすごい偏見かもしれないけど僕は前まで「あー。アイドルに群がるオタクってマジでキモいな」って思ってました。

こんなことをここで書いていいのかはわからないけれど、事実そう思っていたので嘘をつく必要もありません。

 

でも去年とか一昨年くらいからクラファンの支援を積極的に始めたり、知り合いで困っている人に「何か仕事を振れないか」と頭を捻るようになってからその考え方が変わったんですよね。

アイドルに大枚はたく理由がわかってきた

正直言って握手数十秒のためにCDを何枚も買い込む気持ちはマジで意味わからんって思っていました。

知り合いのドルオタは、

「握手できた瞬間に『ああ、やっぱり買って良かった』って思うんだよ」

と言っていましたがそんなところにバイト代を全部突っ込むのはどうなの?って思って聞いていました。

 

でも少しずつですがその気持ちもわかってきた気がします。

 

握手会に行って認知されたいという気持ちの裏にはやっぱり「応援したい」という思いがあるはずなんです。

当たり前ですけど、なんというかその行為自体にうーんってなってたので見えづらかったのかも。いや、本当当たり前なんですけど。

 

「推し」という言葉の通り推してるし応援したいから握手券を買うわけです。

どうせなら総選挙で1位を取ってほしいから。もっと有名になってほしいから。

自分で頑張って稼いだお金を使うわけです。

 

その行為には「独り占めしたい」なんていう我欲はなくて「素晴らしいものだからもっとたくさんの人に知ってほしい」という気持ちがあるんじゃないでしょうか。

経営者がキャバクラに行く理由もわかってきた(?)

あと、以前から経営者の人がキャバクラに行く理由がよくわからなくて。

僕は過去1回だけ連れられてキャバクラに行ったことがあって、あとはガールズバーに数回連れられて行ったことがあります。

そもそもそういう場所が嫌いなので、なんとなーく行く雰囲気になったら積極的に回避してきた結果がコレなのですが…(女の子と何話せばいいかわかりませんレッツコミュ障)。

「これにお金使うなら事業に使った方が良くない?(できれば僕の報酬を2倍くらいに増やして欲しい)」

と思っていました。

 

まあ、それはさておき。

 

なんとなーくですが、この気持ちもわかってきた気がします。

 

自分を大きく見せたいってのもあるとは思いますが、いわゆるパパ的な。

なんでしょう、自分ならお金をたくさん出せるから俺についてこい。もっとたくさん稼がせてやる。

的な応援の意味もあるのかなーと。

これは僕自身がガールズバーで働く女の子と付き合い始めたからそう思うのかもしれないですけど。

 

まあ、こうした応援の気持ちも含めた上でキャバクラとかに行くってのもあるんじゃないかな。

だいたいみんな行きつけの店と指名する女の子がいるのはそういうことかなとも思いました。あ、これは風俗も一緒ですね。

頑張っている人は応援したいし助けたい

で、結論何が言いたかったかと言うと、頑張ってる人ってやっぱりカッコイイし応援したいなって思います。

自分に気持ち的にも金銭的にも余裕が出来て、初めて「応援したいな」って思えるようになったのでその辺のステップはあるかもしれませんが…。

 

先日こちらの記事でも書いたとおり僕は正直お金の価値もよくわからないし、使い道もあまりないのでやっぱり誰かを応援したり助けるためにお金を使いたいなと思うのです。

 

例えば最近何をとち狂ったのかカメラを買い替えました。

周辺機器含めて40万弱。なんと届いてから一度も使っていません。

 

物欲なんてこの程度のもので、そもそも物欲なのかもわかりませんが、なんとなーく心のスキマが埋まったようで虚しくなっただけでした。

 

そんなことよりもpolcaやクラファンで支援している方がよっぽど有意義だし、知り合いにお仕事を頼む時の方がぶっちゃけすごく楽しいし。心は満たされます。

僕の好きな人や僕のコミュニケーション圏にいる人に仕事を振れるというのは本当に嬉しいことだなと思います。

僕にはできないことやれないことを人と一緒に築いていけるってやっぱりやりがいがあります。

 

だからやっぱりキモいなと思っていたオタクの人たちには申し訳ないけれど、でも今は誰かを応援する気持ちがあるから素敵だなって思うわけです。

応援の仕方は人それぞれでしょうけど、そもそも誰かの応援ができるっていう精神状況はとても素敵ですよね。

期待はしない。頑張っていればそれでいい。

ここからは補足。

残念ながら「応援」と「押し付け」を履き違えている人がいる気がします。

 

僕も以前はそうだったのかもしれません。

「あの人はなんでこんなに助けてるのにできないんだ」

「俺がここまでやってやったのに」

「なんなんだよあいつ」

そう思ってしまうのは応援ではなくただ単に期待の押し付けでしかありません。

 

なんかこれって凄く寂しくて高慢で独りよがりだなーって思うんです。

応援ってのは「何をやってもいいからとりあえず好きなようにがんばれよ!」ってことだと思うのですが。

自分の気持ちを押し付けることはなんかちょっと違いますよね。

 

別に精一杯頑張ってくれてれば今後も応援し続けられるし何でもいいじゃないですか。

応援している人が何をしようが、頑張ってるならそれを理由に応援し続けられる。

本気で応援してるなら、押し付けのような期待はせずに「頑張れ。すごいね」って言える。それが本当の応援なんじゃないかな。