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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。
最近マネジメントをしながらふと思ったんですが、
「社長とフリーランスってどう違うんだろう?」
と素朴な疑問を抱きました。
今日はそんな疑問に自問自答しつつ解説していきます。
社長とフリーランスの共通点
まず社長とフリーランスの共通点から挙げてみます。
両者共に何らかの事業を持っていますね。従業員と違うのはこの点でしょう。
まあ、副業がどうとかはこの際差し置いても、自分で何かしらの事業を回しているのはどちらも一緒です。
では社長は組織的であり、フリーランスは個人中心かというとそういうわけでも無い気がします。
1人社長の会社もありますし、バイトや外注を使ったり、チームとして働くフリーランスもいます。
だから従える(関わる)人の数で社長とフリーランスに違いが出るかと言うとそういうわけではありません。
人数の問題ではないとなると、次はなんでしょう。
「事業を持っている」という共通点から考えていくと、正解が見つかるかもしれません。
社長は潤滑油、フリーランスはねじ巻き
お互いに事業を持つ社長とフリーランス。
事業の成り立ちから考えるとどうでしょうか。
イメージとして組織的に運営しているのは社長ですね。
多くの社長はこの事業を回す歯車ではなりません。回しているのはあくまでも従業員です。
しかし、何かがトラブルが起きればすぐにでも解決し、また元の状態に戻すのが社長というものです。
言うなれば潤滑油や修理屋のような役割。
組織を大きな視点から俯瞰し、必要となれば動くのが社長の役割です。
対してフリーランスは要となるねじ巻きと言えばいいのでしょうか。
従業員というわけではありませんが、歯車として自らも回り、そして突き動かすねじ巻きのような役割だとぼくは思っています。
自ら事業を突き動かし、回りの歯車を巻き込んでいく。それがフリーランスです。
若者にフリーランスが多い理由
この性質からぼくは両者をこのように捉えました。
自らの目標を達成するために、他人の成長を喜べる人は社長気質
つまり、自分が動くよりも周りの誰かが成長した方が嬉しい人
新たな革新のために、自分を中心とした回りの結果を喜べる人はフリーランス気質
自分の成長にやりがい生き甲斐を感じ更に成長しようと向上する人
若者にフリーランスが多い理由はここにあると思います。
まだまだ自分の可能性を信じ、邁進できるからこそ、社会の歯車や潤滑油ではなく自ら切り拓いていく気持ちが強いんでしょう。
そういう人もいずれ成長しきったと満足すれば、会社を立て、社長へと転換していくことがあります。
また自分にできないことがあると知った時点で、会社組織としての社長に転換していくことも多いでしょう。
ぼくは割とこのタイプで、自分にできないことばかりだなと劣等感を感じたからこそ、最初から法人登記をしました。
自分の成長ももちろん好きですが、根っからのチーム主義なのでそっちの方が楽しいんですよね。
自分が育てた人の成長の方が何よりも嬉しいですし、あの感動に勝るものはありません。
社長とフリーランスに優劣はない。今やりたいことをやればいい
もちろん社長もフリーランスも向き不向きはありますが、優劣があるわけではありません。
それに人は思ってる以上に成長し、変化します。
昔は一匹狼だった人が組織に属したがったり、組織運営が好きだった人が、個人のスキルを高めたくなったり。ぼくなんか今まさに後者です笑
人の可能性は文字通り千差万別なんですよね。
だからこそ肩書に憧れるのは本当に不毛です。自分を正確に見れなくなってしまうから。
今やれることを好きなようにやればいい。
そうやって自分のことをその都度理解して進み続ければいいんです。
時期が来れば社長にもなるしフリーランスにもなるし従業員にもなるでしょう。
独立を考えてる人や、社長やフリーランスで悩んでいる人にはぜひ考えてもらいたいです。
「まずはやりたいこと最優先でお金は後からついてくる派」だけど、そのやりたいこと好きなことに人がついてきたいと思わなければ、お金はついてこない。
— ぶんた@起業家ブロガー (@__BUNTA__) 2017年3月6日
結局何かを生み出すのは人だけだから。お金だってそう。
「努力すれば報われる」んじゃなくて「成功した奴は努力してる」ってのと同じ。
そんなわけで「過去の自分に言ってやりたい…」と思った記事でした。