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超絶ビビリだけどICL手術を受けてしまったぶんたです。こんにちは。
「ICL手術って実際どんな感じ…?」
「手術怖くない…?」
って気になってる方めっちゃ多いと思うんです。
かくいう僕も、
- 目悪いけど手術は無理
- っていうか手術とか初めてなんだけど
- ってか待って手術マジで無理。
というもはや「お前はなぜICL申し込んだ…?」と言わんばかりのビビリ体質でした。
ちなみに申し込んだキッカケはマジで興味本位で周りにめっちゃおすすめされたからです。あとお酒飲んで酔ってたんだと思います。
(友人たちから推されたのはレーシックでした。ただ、後述しますが僕はICLしかできませんでした)
ICL手術は大きく分けて「検査→2週間後ぐらいに手術→経過観察」という流れになるのですが、まずもう検査の時点でめっちゃビビってまして…
検査もたくさんあるのですが、その中の角膜?の厚さを測る検査で「いや、俺手術無理だわ」と本当に吐きそうになりました。
とはいえ、前金で19万払わされまして、しかもバックレたら戻ってこないとのことで、もうこれは行くしかねえ…と手術を受けた次第です。
例えるならチョ〜〜〜〜〜長いジェットコースターに乗ってる感じ。
「頂上に着くまであと2週間です♪」
みたいな。
マジふざけんじゃねえよって感じですが、そんな諸々を引っくるめても、今では「やってよかったな」と思える手術でした。
実際視力は回復するどころか、僕の25年間の人生で聞いたこともない『1.5』という数値にまでアップグレードされましたし。
何より今後の人生でメガネやコンタクトをかけることがないと思うとマジで震えてきます。
で、ICLやるよって話をTwitterでも発信してたんですが、結構リプやらDMやら頂きまして。
せっかくなのでICL手術気になってるよー!!って方に向けてできるだけ詳しくわかりやすく解説していこうと思います!!
「これよくわかんねーよ!!」って内容も連絡くれたら追記したり書き換えたりするので、ぜひコメントください!
気になる光輪視もPhotoshopでイメージ画像作りました…!!!
それでは続きをどーぞ!!
もう見えなくて悩まない!
目次
なぜブログに書こうと思ったか?ICL手術の体験談わかりにくすぎw
詳しい内容に入る前になぜブログに書こうかと思ったか少しだけ説明しておきます。
まず、僕超絶ビビリでして、ジェットコースターとか本当乗れませんし、怖いのも無理です。
手術なんてもってのほかで、そういう映画見るだけで…というか見れないレベルでマジで無理なんですが….
ただ、『こわいもの』の大半は『わからないからこわい』のであって、しっかり中身のロジックやタネ、イメージができていればこわいものってそんなに無いと思うんですね。
一度乗ったジェットコースターなら初めてよりも怖さが減ったり、お化け屋敷もどこから出るかわかってれば構えられるのと同じで、これは全てのことに言えると思います。
つまり、
「『わからないからこわい』なら、頭でイメージできればこわさも軽減するんじゃ…?」
と思ったのが始まりです。
そんなわけで「ICL 体験談」とかでググって無限に記事読んでたんですが…
なんでこんなにわかりにくいんだよ!!!
ってめっちゃ思いました。
肝心の手術場面に関しては
「気持ち悪いという記憶が残る手術」
「もう受けたくない」
「目を押される感じ(これはまだわかりやすい例)」
とかばっかで、
「いや、もっとこうなんかあるだろ…!なんか…!!!」
と手術までの恐怖がどんどん増されるだけでした。
むしろ憤りを感じてましたね。
「いや、もっとわかりやすく伝えろや。こちとらクソビビってんだぞボケが」と謎の逆ギレをしまして。
7/14、ICLの手術になりました。
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 6, 2020
ここしばらく怖さを和らげるためにICL手術経験者のブログとか話とか聞いてるんですが全部余計に怖くなって普通に逃げ出したいです、泣きそう。
そんなわけで、
「こうなったら一応プロブロガーとしてWEBの文章で食ってる僕がわかりやすく記事書いたるぞうおおおお」
と思った次第です。
(この時点で、かなり長いのでわかりやすさというよりも臨場感を味わいながら読んでくれると幸いです笑)
実際、手術を受けてみるともっと書けることあるだろ…ってことばかりだったので、気になってる人はぜひ読んでほしいです。
過去の僕はこういう記事が欲しかった、うん。っていう内容を心がけます。
ICL手術ってレーシックと何が違うの?超カンタンに解説!
というわけで、ICL手術について解説していくわけですが
「そもそもICL手術って何?」
って人のために超カンタンに伝えると…
「目の中にレンズを入れて視力を矯正する手術」
です。
僕はこれを聞いた時に、「もはや改造人間じゃねーか」って思いましたが、今も感覚はそんな感じです。でも一生目が良くなるって考えたら良いよね。
で、
「よく聞くレーシックと何が違うの?」
って質問も多かったので、こちらも超カンタンに比較すると、
- レーシック
・安い
・角膜を削る手術(後ほど目が悪くなる可能性アリ)
・彩度が低くなる
・コンタクトを使ってる人や角膜が薄い人はそもそも手術無理 - ICL
・高い
・目にレンズぶちこむ手術(半永久的)
・後からレンズ入れ替えたりできる
・ハロー・グレア、光輪視がある
ってな感じ。ICLの方が色が鮮やかに映ると聞きますが、こればっかりは比較できないのでわからないですね笑
また、特に注意してほしい点はレーシックの術後の視力低下です。
角膜を削る手術であるレーシックは手術後に視力が低下していく事があり、目が良くなったという人でも数年後にはまた見えづらくなってる…みたいな例もよく聞きます。
その点、ICLは永久コンタクトレンズと言われるぐらいで、半永久的。
最初は高いですが将来的なコスパを考えるとICLの方が良いかな、と。
結論から言うと「個人差がある」との回答。理由としてはコンタクトの度数が変わるわけではないので、例えば年齢を経るに連れ体が変化したりなど…そういったことがあると、下がることもあるそうですが。
とはいえ、ほとんどの場合視力が大きく変化することは無いそうです。やはりコスパ最強ですね。
ICL手術でかかった費用は?医療控除が使えるので意外と安いです
また、ICLとレーシックの金額ですが、僕が行ったクリニックの価格表を参考にしてみてください。
まあ確かに高いです。
高いんですが、ほぼ一生コンタクトやメガネいらずになると考えると絶対安いはず。
ローンも組めるし早いうちにやる方がお得ですね。
ちなみに僕は53.7万円のコースでした。
レーシックは上記の通り種類がいくつかあります。
一番高い「Lext」は角膜をできるだけ傷つけずに強靭化効果まで付与するものらしいです。
とは言え、それでも視力低下を完全に防げるわけではないので個人的にはICLがおすすめ。
ちなみに医療控除という仕組みもあり、めっちゃカンタンに解説すると人によっては10万円〜ぐらいの控除を受けられるはず。
この辺はこちらのブログで詳しく解説されてるのでぜひ見てみてください。
参考記事:「いくら安くなる?ICL手術には保険適用できないけど医療費控除は使える話」
後ほど書きますが検査自体は無料なので一旦検査してみて、レーシックにするかICLにするか怖くてやめるか考えてみるのもアリかと。
そんなわけで、医療費控除などを使うことで、実質かかる費用はざっくり41.5万円。
あれ、意外と安い…???
僕は毎月両目で5000円ほどコンタクトレンズ代がかかっていたので、1年間で6万円。
これから8年以上生きるなら回収できますし、コンタクトやメガネを付ける煩わしさや時間もなくなるのでそう考えるとめっちゃ安いと思います。
なので金額面に関しては、一生モノと考えるとどう考えても安いので、金額で悩んでるなら絶対に受けるべきだと思います。
もう見えなくて悩まない!
ICL手術がおすすめな理由…僕はICLしかできませんでした
先述の通り、ICLやレーシックでは事前検査を必ず行います。
このときに、ICLとレーシックについても詳しく説明されるのですが…僕の場合はICL手術しかできませんでした。
理由としては長年(ざっくり10年ぐらい)コンタクトを使ってるせいで、角膜が削れ薄くなってるとのこと。
角膜を削るレーシックの場合、薄い角膜だと手術ができず、ICL一択となるそうです。
(レーシックならレーザー照射だけで済むのに…ICL、眼球を切開するって何…って説明聞いてるときはこわかったです。。。)
そんな僕の様子を察したのか、診察してくれたスタッフさんがレーシックよりICLの方がおすすめだよ〜〜という旨を解説してくれました。
おかげで「だったらICLでも良いかな」ってなりました。
主に3点。
- レーシックよりも色が鮮やか
- 今後、視力が悪くなりにくい
- もしレンズが合わなければ別のレンズを入れられる
特に2と3は大事だなと思ってます。
レーシックの場合、視力低下が起こることはよくあるそうで、僕の周りでも過去にレーシックしたけど今はだいぶ視力が落ちてメガネやコンタクトかけてるって人がよくいます。
せっかく高いお金かけて、しかもこわ〜い手術までして視力落ちるって何かの陰謀ですか?と言いたいところですが、まあこれは仕方のないことだそう。
じゃあ視力落ちたらまたレーシックすればいいかって話にもなるんですが、そうもいかないそうで。
角膜を削るレーシック手術の場合、削れる限界があるみたいです。僕みたいに既に角膜が薄い人はできませんしね。
ただ、ICLだとレンズを入れるだけなので、もし悪くなったら新しいものを入れられるし、やっぱり合わないなと思ったら取り外すことだってできます。
そう考えると、今後手術をしたあとも長い人生は続くので「だったらICLにした方がいっか〜」ってなるんですよね。
こうして、僕のICL手術までの奮闘記が幕を開けたわけです。(19万円の前金を払いながら)
ICL手術の流れをわかりやすく解説
さて、いよいよ体験談に移っていくのですが、その前にICL手術の流れをザックリ解説します。
たぶん病院によっても違うのですが、僕が受けた品川近視クリニックではこんな感じの流れでした。
- 手術前検査
- 約2週間後に手術
- 術後1週間の経過観察期間
この3つのステップとなってるんですが、それぞれ詳しく解説していきます。
伝えたい内容が多かったので3つのステップをさらに分解して9項目になりました!
あと、品川近視クリニックの福岡店ではICLのワンデイパックもあるみたい。
それはそれでこわいですが、サクッと受けたい方は福岡店に行くといいかもですね。
ちなみに医療費控除は交通費も計算に入れれるらしいのでおすすめです。
ICL体験談①手術前検査は半日ほどかかります
まず手術前検査ですが、びっくりするほど時間がかかります。
予約時にも言われますが、混雑状況によっては半日ぐらい。
僕は2020年6月27日の13時時半から検査が始まったのですが、終わったのは18時頃でした。
で、具体的な検査の内容ですが、こういう視力検査の機械みたいなやつをめっっっっっちゃくちゃたくさんやらされます。
同じような機械を10台以上試して延々と気球を見る。ひたすら見る。
どうやら暗い場所と明るい場所で眼球に差が出るみたいで、専用の部屋に移動してまた同じような機械で気球を見まくります。
視力だけでなく、眼圧(風が出てくる)などを測るものもあったり。
とにかくスタッフの方の指示通り過ごしてれば終わるのでこの辺は無限に同じことの繰り返しです。
一生分の視力検査だと思ってください。
次にいわゆる上下左右の視力検査の強化版をやります。
メガネをかけた状態でもやったり、色の識別をしたり、はっきり見えるものを指定したり、スタッフさんの指?を見たり、とにかく色んなパターンで。
これが地味に大変で、いつ終わるんだ…ってぐらい細かくやりました…
そんなこんなを終えると一旦待合室で待機となりました。
この待機時間中に検査データを元にどの手術がおすすめか?金額はいくらになるか?といった詳細内容をスタッフさんが割り出してくれます。
データの算出が終わって呼ばれたら、まずレーシックはできるのかの話から、手術の内容やデメリットについての説明など。
ICLの場合はハロー・グレアと光輪視についてが主でした。
ハロー・グレアってのは光が通常よりも明るく見えたりキラキラする現象で、光輪視ってのは光の周りに光の円が見える現象です。
これはICL手術をするとなるとどうしようもないらしく(レンズの形状的に)、まあ仕方ないかー…と思ってたのですが…後述しますが僕は別の意味でめっちゃ感動しています。笑
と、そんなこんなで「検査終了かな?」と思ったのですが、このあと先生による触診と瞳孔を開いた際の眼のデータを取るとのこと。
まだ先があるのか〜〜と思っているとここで第一の悲劇が…
「では瞳孔の検査に入る前に、角膜の厚さ(?)の検査をしますね〜」
今までどおり用意された視力検査の台の前に座らされ、点眼をされます。
「こちら点眼麻酔と言って〜〜〜」
いや、待て麻酔???
え、普通にまた視力検査みたいな感じじゃないの???
とか思っていると、
「はい、じゃあアゴ乗せてください〜〜」
からの、
え、ちょっと待って。それ何それ何それ何!!!
ええええ!?!?!?ええ?!?え?!?!
スタッフさんが取り出したのは、銃の形をしたものに針がついた明らかに「刺したら痛いだろ」という物体。
ご想像の通り、これで眼球をプスプスと触られます。
いや、これがね、本当思い出しただけでも衝撃です。マジでこわかった。
終わる頃には辺に肩とか腕とか力入ってて、知らぬ間に思いっきり机握ってたし…
USJのアトラクションが怖すぎて肩のベルト強く掴みすぎて両手を吊った僕のようなビビリ男にいきなりこの仕打ちはやばいって。ショック死寸前ですよこちらは。。
というわけでかなりビビりながらもその後の検査に移ります。
また同じことされないか?とビクビクしてましたが、それ以降は今までの検査とほぼ同じです。
強いて言うなら瞳孔を開く点眼薬の効果で近くのものが見えなくなるぐらい。スマホとかはマジで見えません。
この検査後半戦の最中は、
「っていうか手術ってあれ以上にこわいことされるのか…」
とマジでうつ気味になりながら過ごしていました。
最後に前金の19万円を払って終了。クレカも使えます。
ちなみにこの前金ですが、もし手術をやっぱりやめる!ってなっても返ってこないそうです。
これもし返ってくるんだったら僕もやめてた可能性高いです。ここでやっと覚悟を決めました。
ICL体験談②手術3日前から点眼開始
検査の後はレンズが届くまでに1週間ほどかかるというので、一旦待ち。
レンズが届いたら電話がかかってくるのですが…
ICLのコンタクトレンズが届いたらしい。連絡を無視して早3日。手術怖すぎぴえんです。日程決めらんねえ。
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 5, 2020
もうこの時点でこわすぎてマジでやめようかと思ってました。
このツイートの翌日にこちらから折り返して日程を決めます。
びっくりしたのが、最短いつイケるか聞いたら「3日後空いてるよ〜」とのこと。
そんなマッチングアプリでマッチした女の子みたいに気軽に手術の日程提案しないで欲しいと思いましたが、色々用事もあったのでちょうど1週間後でお願いしました。
手術の3日前からは点眼が始まります。
「起床・朝食・昼食・夕食・就寝前」5回に分けて眼の中の細菌を殺す点眼薬をひたすら差します。
また、この期間はコンタクト禁止。メガネ着用で過ごします。
点眼する度に「いよいよか…」感が強く、前日は友人たちと一緒にうなぎを食べてテンションを上げました。
(「ぶんたくん、明日手術失敗するかもしれないから顔見れるののこれが最後かもしれませんね…」とめちゃ脅されました)
ちなみにお酒は前日まで飲んでもOKですが、ワンチャン飲みすぎて手術バックレる怖さもあったので3日前からセルフ禁酒です。
ちなみに手術前日からリスケすると1万円かかるのでお気をつけください。
ICL体験談③手術当日!10分おきに点眼されて待つこと2時間半
これからICLの手術です。
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 13, 2020
無心なう。
感情を切り離すのがコツだと伺いました。
というわけで手術当日の2020年7月14日9時30分。
着いてすぐに点眼をされます。
10分おきに点眼してくれ(セルフ)と言われ、ひたすら待つ。
そもそも手術が何時からかも知らされてないのでマジでこれいつまでやるんだよ…と思いながら点眼を無限に続けます。
点眼をしながら残りのお金の会計や同意書渡したり….
ここでも改めて「人間って理解できればこわくないことの方が多いのになんで段取りとか教えてくれないんだろうなあ…」とちょっと不満でした苦笑
途中から部屋を移されるのですが、その前に手荷物はロッカーに預けられます。
「いよいよか…」と思いながらもそっからがまた長い!!!
スマホもないし待合室で座りながら寝てました。
でも10分おきにスタッフさんが点眼しにくる(ここからはやってもらえる)ので、めっちゃ短時間で起きます。
この辺りから点眼薬の種類が増えたり、めっちゃ染みて痛かったり、あと痛み止めの飲み薬や抗菌薬みたいなのを飲んだり、もうあとは成るように成れって感じです。
途中手術を担当してくれる先生からも説明があるのですが、ほぼ無心で「はい。はい。」って言ってました。
説明の内容を要約すると
「手術中は眩しいですが頑張って上向いて動かないでください」
「もしかしたら麻酔の効きが弱いと痛いのでその時は言ってください」
「うそだろ…麻酔効けよ…まじかよ…」ってめっちゃ思いましたができるだけ無心でいました。
前日に読んだ本の帯に「ブッダは実は超クール」と書いてあったのでそれを思い出しながらブッダになりきってました。余談ですが、ブッダと名前が似てて感情移入できて良かったなと思います。
さて。そんなわけで無心of無心の究極無心になった辺りで名前を呼ばれました。
いよいよ手術スタートです。なげえ。
ICL体験談④手術の流れと詳しい情景描写を解説
また別室の手術室の前で点眼をされ待機させられます。
「呼ぶまで目瞑っててくださいね〜」と言われ椅子に待機。
僕の前の手術の方が終わったらすぐ入る流れでした。
そんなわけで待つこと10分。いよいよ名前を呼ばれます。
この時点で時間が12時半。約3時間待って手術スタート!
いやあ、結構待ちましたね。
手術室に入るとウイーンって倒れる椅子みたいなのに座らされ布や顔覆うシートなどを被せられます。
先に流れを解説しておくと、
- 顔の消毒
- 右目のまぶたを器具でグリッと固定される(つまり目を閉じれなくなる)
- 液体で消毒される
- 切開してレンズの場所を入れられる(ここが手術されてる感!!)
- 液体で消毒される
- 左目へ
こんな感じの流れです。
まぶしくて手術されてることはほぼ見えないと周りには言われてましたが、なんとなくは見えます。というか僕的には思ったより見えました。
ただ実際に目をいじられる時間は片目5分もない程度でして、結構サクっと終わります。
みなさんが気になるのは4の「切開してレンズの場所を入れられる(ここが手術されてる感!!)」かなと思いますし、僕もここの描写が一番気になっていたので詳しく解説していきます。
まず、上にある光を見るように言われます。
光ファイバーの塊みたいなものが4つぐらいあって、これマジでめちゃ眩しい。
「めっちゃ目閉じたいけどまぶたこじ開けられてるから目閉じれない!ピンチ!」
みたいな状況です。
そのあとに「はい、では始めますね〜〜」との声のもと、目をイジられます。
ただこれ感覚はほぼないです。
人によっては麻酔が弱く痛みも感じるとのことで、結構ビビってたのですが、なんとなく目を触られてる感。
ICLは目を切開してレンズを入れる手術ですが、切られてる感もありません。
切開後は、液体と一緒にレンズを挿入されます。
そして上下左右に眼球をグリグリされるのですが、これが結構気持ち悪いです。
レンズを目の中で展開されてる感じ。
この辺りから光輪視が始まります。
上を見ているとわかるのですが、さっきまで見えていた光ファイバーの塊みたいなものが、グリグリされる度に歪んで見えづらくなります。
こうなってくるとほぼ何が起きてるかわからないです。
光輪がキレイに真ん中に来るようにぐりぐりと位置を調整され、ピッタリ真ん中に来た時点で手術は終了です。
これ覚えておくだけでも少しは楽になるかと思います!
その後は液体でぷしゃーーーっと消毒されて次の目へ。
ちなみにですが、左目は結構グッと堪えることになりました。
理由はわかりませんが左目は麻酔の効きが弱かったみたいで…
右目は本当何も感じなかったのですが、何と言えばいいんですかね。。
『神経を触られるような感覚』って感じですかね。
ハニーボーンをジーンとされるやつを目にやられてる感じです。
あれが触られる度にあったので、結構グッと堪えてました。
痛くはないけどキツイ的な…
そんなこんなで手術は終了。
周りの方々からの「お疲れさまでした〜〜」の声がマジで元気出ます。
やってやったぜ!感が強いですが、手術後ということでフラフラななか待機室に連れてかれました。
ICL体験談⑤術後は1時間休憩!その後、診察して術後1週間の説明
手術後は待機室にて1時間の休憩を命じられます。
「いやいや、そんな休憩いらねーよ」と思ってたのですが、椅子に座ると結構しんどいことに気づきます。
まず頭痛がヤバい。
一応和らげる薬を飲まされるのですが、それでもヤバい。
めっちゃ頭痛いです。理由はわかりません。
次に目が痛いです。
どんな時に痛いかと言うと、顔を向けず、目の端で何かを見たとき。
それと白系の光を直視したとき。
この瞬間に痛みが走ります。
そんなわけで、待機室で休憩します。
とりあえず目の痛みは気をつければコントロールできるので、頭痛やんでくれ〜〜〜と思いながら。
ただ、やることも無いのでボーッとしてるんですが、次第に気づくんですよね。
あれ、めっっっっっっちゃ見えるじゃん…!!!
って。
休憩でもらったお茶を色んな場所に置いて「ここも見える!ここからも見える!!やべえめっちゃ見える!!」とか1人でやってました。
聞いていた話だと初日はちゃんと見えづらいとのことだったのでなんか得した気分です。
とりあえず景色の良いところに行きたいなという気持ちがヤバかった。
ついに1時間後の14時頃に先生から再度検査をされ終了!
僕は炎症が酷かったらしく点眼の量を増やすことになりました。
スタッフさんから説明を受け、こちらのゴーグルを着用。
そして、手術当日は3種類の薬を点眼することに。
これがマジでめんどかったので次の項で書きます。
ひとまず、クリニックでの諸々は終わり、帰宅となりました。
無事終わってよかったやべええええええ!!!
って感じです。
ICL体験談⑥手術当日は寝るまでが色んな意味でツライ…僕が挑戦して失敗したこと(みんなはマネしないで!)
で、帰ってきてからなんですが、思いの外何もできないことに気づきます。
- 点眼は絶対やること
- 常時保護ゴーグル着用
- 寝るときは眼帯着用
- 当日はスマホやPC、読書は禁止
- 運動は1週間禁止
- 自分で洗髪は1週間禁止
- お酒(タバコも)1週間禁止
って感じで「これマジで何すればいいの?」って感じです。
明日以降はさておき、当日は全ての暇つぶしがなくされた感あってマジで暇。え?まだ15時だよ??
何よりめんどかったのが点眼です。
こちらの3種の薬を渡されるのですが、僕は炎症が酷かったこともあり、一つの薬の頻度が増えました。
文章で表すとわかりづらいのですが、
「A→30分後にA→5分後にB→5分後にC→20分後にA(最初に戻る)」
って感じでこれを繰り返していく感じです。
集中しないと忘れかねないし、マジで大変でした。
試しにPCで仕事しようと思ったら、光がツラすぎて見てられず1分も経たずに断念。
スマホも5分以上見続けると頭痛が強くなることがわかり断念。
マジでどうすりゃ良いんだよ!!ってなってとりあえずお祝いにとステーキを食べに行ったのですが、街の景色が目に入ったり、白くて強めの光が入るだけで頭痛がヤバい…
一応絶対安静とのことなので当日はなんとか耐えてください。
特に、
- 外出て飯食いに行ったこと
- スマホやPCをやろうと思ったこと
はマジで後悔してます。普通にツラかった。
最後にこんな感じのプラの眼帯をして上を向いて寝ます。
1周間は寝る時にこれを付け続け、上を向いて寝ないといけません。(とてもダサい)
ICL体験談⑦術後1週間の生活で一番ツラかったこと
童貞の男の子をもてあそんでしっかりご褒美あげれる美少女になりたい人生だった….
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 15, 2020
ICL翌日検診行ってきます。
というわけで無事手術が終わって翌日検診です。
この時点で問題があればもう一度手術で、何もなければ経過観察とのことでしたが…
僕は無事経過観察となりました!!!良かったマジで良かった!!!!
しかも視力は0.06→1.5に!!
これにはマジでビビりましたし笑っちゃいました。
いやあ、ICLやってよかった!!!!
ただ、術後1週間は結構ツラかったです。
先程あげた内容にも被りますが、
- 1日5回点眼
- 常時保護ゴーグル着用
- 寝るときはトンボみたいな眼帯着用
- お酒(タバコも)は1週間禁止
- 洗髪も1週間禁止
- 運動も1週間禁止
ってな感じです。
翌日から目が馴染んできてPCやスマホは見れるので少しずつ楽になってきます。
ただ、他の制約が結構大変ですね。
目に水が入るのが絶対NGなので、洗顔もできません。
スキンケアができないのは地味に凹みました….
ただ、洗髪も美容院等でやってもらえばOKとのことで、僕は2日に1回ヘッドスパを予約してお願いしてました。あとはドライシャンプーで対応です。
https://twitter.com/__BUNTA__/status/1283724568335532033
ちなみにここマジでおすすめなので中央線沿線の方はぜひ…!!!60分コースが良きです!→kokospa
個人的に一番面倒だなと思ったのは寝るときのトンボ眼帯とゴーグルの着用ですかね。
「ICLしたのに結局メガネ付けてるじゃん!」
みたいな感覚になります。まあ1週間の辛抱ではあるのですが…
あとは点眼が面倒。
手術前みたいに5回に減りましたが、5分おき点眼で3種類なので普通に面倒です。「A→5分後にB→5分後にC→約3時間後にA…」みたいな。
制限された生活送るのってこんなに大変なんだなあ…と身を持って実感しました。
この1週間はほぼ予定入れなかったです。
ICL体験談⑧1週間後検診で晴れて自由の身に!
明日でICL手術から1週間経つ!!
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 20, 2020
明日の検査が問題なければ、
・常時保護ゴーグル
・トンボみたいなプラの眼帯
・洗髪禁止
・1日5回3種の5分おき点眼
全部おさらばばばばば!!!!
これで一生眼鏡から解消される!
やばいいいいいいいい
こうした生活を送り早1週間。再度検診を受け、視力検査をし(相変わらず1.5のまま!すごい!)、晴れて普通の生活に戻ることができました!
とはいえ、まだ1ヶ月後に検診があるのでそれまでは経過観察です。
目の腫れもだいぶ引いたとのことで、点眼も2種類、差す回数も1日4回に減りました。
ゴーグルも外せたのでそれが一番嬉しいです!
やっと裸眼で生活できる!!!
アディオス!メガネ!!!
ICL体験談⑨1ヶ月後検診について(また追記します)
1ヶ月後検診でも変わらず視力は1.5!!
また、点眼も終わり、次は半年後検診となりました!!
点眼の煩わしさがなくなるのも嬉しい….
結局、ICL手術はやってよかったのか?
コンタクト外すかーと思って洗面所行ったらもうコンタクトないんだった!!ICLだった!!!感動!!!
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 21, 2020
そんなわけでICL手術の体験記でした。
結局やってよかったの?って話なんですが、もちろんやってよかったです。
メガネやコンタクトはいらないどころか、今まで以上に見えるし気分は爽快です!
ただ…万人におすすめするわけではないなというのが正直なところです。
やっぱり手術がめっちゃ怖いんですよね…
特に僕以上にビビりな人には本当の意味でおすすめできないです…
いや、マジでこわいので….
やっと落ち着いてきたので
— ぶんた|株式会社アフタースクール (@__BUNTA__) July 29, 2020
ICL手術の記事に着手するる!!
話す人話す人に
「どうでした?」
って聞かれるので
「怖いけどがんばろうぜ!」
って感じで書きます☺️☺️☺️
なので一瞬の恐怖に打ち克って、今後良くなる方を選べる、そんな人にだけICL手術はおすすめしたいかなって感じです。
そのぐらい僕にとってはヘビーな手術でした笑
まあ一度どんな感じかわかってしまえば問題ないのですが、できればもう受けたくないですね笑
とはいえ、今後ずっと目が良くなると考えると金額的にはかなりコスパも良いはずです。
ローンをしてでもやるべきかなと思うくらい。
実際、以前の僕みたいにソフトコンタクトレンズしてる人だとかなりお得だと思います。
ハロー・グレアと光輪視はどんな感じ?
あとよく聞かれるのですが、ハロー・グレアと光輪視について書いておこうと思います。
まず、ハロー・グレア(光が必要以上にキラキラ見える)ですが、これは慣れます。
初日は逆に驚きました。世界はこんなにもキラキラしていたのかと!笑
そのぐらいキラキラ見えますが、これは時間が経つに連れほぼ気にならなくなり、1ヶ月たった今では特に…?って感じです。人間慣れる生き物。
それより光輪視ですね。
ICLのレンズの真ん中には、目に酸素を入れるための穴が空いていて、それが光を見たときに丸い輪っかとして見える現象です。
事前検査でも説明されるのですが、クリニックの画像があまりにもわかりにくかったので作りました。
イメージこんな感じです。
で、見てもらうとわかる通り、うっすらと光輪が見える感じです。
僕は逆に気に入ってまして、スカウター使ってるというか、なんか敵の周りにポインターが出てるような厨二感がすごくて楽しいです笑
これも気になるってほどでもなくて、慣れてくればそんなに…って感じですね。
不安な人は何かあれば聞いてください!
というわけで、長くなってしまいましたが、ICL手術の体験記でした!
僕が手術前に知りたかった情報はだいたい書いたつもりなのですが、もし何かわかりにくいことがありましたらTwitter等でDM頂ければ幸いです。
個人的には本当やってよかったなと思う手術でしたので、一瞬ツライですが少しがんばるだけで今後の人生マジでハッピーです。ハピネスが道歩いてるみたいになります。
なので、この記事がICLで悩んでいる人の背中を押せる内容になればと思います。
もう見えなくて悩まない!