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こんにちはぶんたです。
最近高知の山奥の住み開きにも慣れ、いい感じに人が流動しています。
迷いを持った人。今後どうすればいいかわからない人。勢いだけはある人。
たくさんの人がこの限界集落を訪れ、何かに気づき帰っていく。
そんな迷える人たちの中で、今回は「遠慮をしてしまう人」に焦点を当てて書いていきます。
「質問するだけで迷惑をかけてしまいます」
実は最近僕の高校の頃の後輩がしばらく滞在していたんです。
彼はしばらく前に仕事を辞めてから今後どうしていくべきかについて悩んでいました。
「俺が今後どうしていくべきか、会長が今何をやっているかを見ながら考えていきたいです」
そういった彼は僕の誘いもあって高知までヒッチハイクでやってきました。
初日に少し深い話をした彼がこういったのを覚えています。
「ここで学びたい気持ちは大きいんですが、基本的な力も無いしその状態で会長に質問するだけで迷惑をかけてしまいます」
これを聞いてこの時僕は特に何も言いませんでしたが、彼は何に対してそんなに遠慮してるのだろう?と疑問に思いました。
同時に、拠点を訪れる様々な人や拠点を管理しているぼくらONEれいほくのメンバーに触れ、何かが彼の中で変わるのなら良いかなと思ったんです。
やりたいことや達成したいことはある、しかしフリーランスでやっていけるのか不安だという気持ち。それにお金の問題。
様々な悩みを抱えながらどういう風に行動すればいいかわからない。きっとそんな状態だったんでしょう。
「頼んでいいかわからなくなるんです」
彼が帰る日。僕は嶺北に来てどうだったか、何が変わったかを聞きました。
色んな人に触れて、こんな生き方ややり方があるんだなというのは理解したけど、自分には圧倒的に知識が足りないことも痛感した、と。
そして、
「今度はもう少し長く滞在して、色々学びたいです」
とも彼は言いました。
たぶん滞在中、何かの影響で彼の中の遠慮のタガが少しだけ外れたのだと思います。
「お前さあ、いつも遠慮しすぎじゃない?こっちは全然構わないよって言ってるし、遠慮ばっか続けてたら自分が本当に今必要なことを手にするチャンスもなくしちゃうぜ」
そう僕が言うと、
「そうなんですよ、俺、いつも遠慮しちゃうんですよね」
「申し訳ないなと思って、頼んでいいかわからなくなるんです」
彼の行動の枷になっている問題を打ち明けました。
遠慮ひとつで行動力が一気に落ちる
ONEれいほくで拠点を運営していると、やはり色々な人が来ます。
その多くが今後の生き方に悩みを持っている若者。
ここに来れば何かが変わるかもしれないと勇気を振り絞って、足を運んだ若者たちです。
そんな若者の受け入れを始めて4ヶ月が経ち、感じたことがいくつかあります。
その中でほとんどの若者が抱えている悩みが「遠慮をしてしまうこと」です。
全然気にしてないからガンガン学んでってくれ、好きなように利用して使ってくれと思っている受け入れ側と、今後どうしていいかわからないから何かを学びに来たという訪問者側の思いが「遠慮」ひとつでマッチしない状態を多く見ました。
もっと聞いてくればいいのに。もっと喋ってくれればいいのに。
少なくとも僕はそのためにここを開放しているわけですが、彼らの中には遠慮のせいで何も掴むことができずに帰っていく人もいるのではないかと思いました。
これは僕がそういう環境を整えてあげれていないことにも問題があるかとは思いますが、それでもみんな遠慮しすぎだと思うんですよね。
もうここに来るって決た時点で十分どっぷりとこちらの時間に足を踏み入れているのですから、そのまま掻き回してもらった方が良いんですよ。
僕も面白いし、きっとあなたも面白いから。
遠慮してしまう人は失敗を恐れている
遠慮してしまう人には一定の特徴があるのではと僕は思っています。
それは失敗するのが怖いからです。
図々しくして、怒られるのが怖い。うるさいと思われて嫌われるのが怖い。
相手の時間を自分のために遣ってしまって、相手には何も還元できないのが怖い。
誰だって怖いです。僕だって怖いですよ。
でもだからこそ、試してみないと始まりません。
もしかしたら怒られないかもしれない。
もしかしたら嫌われないかもしれない。
もしかしたら相手にとっても有益な時間になるかもしれないんですから。
だからまずは怖くても動いてみてください。
とにかく遠慮しないこと。それでダメなら考え直せば良いんです。
そうじゃなきゃ世渡りのPDCAも回せません。
ぶんたハウスは悩める若者募集中です
というわけでガンガン聞いてください。ガンガン学んでください。
何か力になれることがあるかはわかりませんが、あなたがそう思うならぜひ聞いてください。
僕は訪れてくれる人に対しては自分の知見を全て曝け出しています。
人生相談、キャリア相談、仕事の相談。何でもOK。
色々考えて色々学んでってください。
そんな場所になればいいなって僕は思っています。