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こんにちはぶんたです。
映画「デスノート Light up the NEW world」公開されましたね!!
ぼくにとっては「君の名は。」レベルで公開を楽しみにしていた作品です。
というのもぼく小学生の頃からデスノート大好きでして、当時初めて全巻揃えた漫画です。
DEATH NOTE HOW TO READ 13 初回限定特装版 ([特装版コミック])
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
- クリック: 44回
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ぶっちゃけ相当好きです。
今でも漫画やアニメは頭脳戦があるものばかり見るのですが、こういう趣味趣向になったのも当時デスノートがめちゃくちゃ面白かったからだと思います。そのくらい好きでした。
だから今回の映画発表あった時マジでめちゃくちゃ楽しみにしててフォオオオ!!ってなってたんすけど。
何だこれは。
なんですかコレは。
ってくらい残念だった。残念すぎた。
マジでつまらなかった。
割と途中から「帰ろうかな…」と思うくらいつまらなくてテンションダダ下がりだったのでちょっと解説していきます。
目次
あらすじ
過去に本編が2部とスピンオフ作品で実写化されているデスノート。今回は設定を引き継ぎ10年後のお話です。
新しくもたらされた6冊のデスノート。
そのノートを中心に3人の人間から物語は始まります。
え、6冊も1?キラの後継者!?Lの後継者も!?あとなんかモブっぽい警察!?ええ!?!?
ってワクワクして来たと思います。
まあデスノートファンなら別にこれ以上語らなくても、設定とかわかっているでしょうし、こんなところですかね。
あ、細かい解説に入る前にひとつだけ言わせてください。
松田ァァァァァっァァァっぁぁあああああ!!!!
今作のストーリー解説
こっから思いっきりネタバレです。
ひとまず大まかなストーリーを確認しましょう。
人間界に6冊のデスノートがもたらされる。
↓
かませ犬っぽい女が暴走するも別のノート保持者に殺される
↓
ノートの別の保持者がいることを竜崎・警察側が確認
↓
紫苑から弥海砂に月のノートが渡り記憶が戻る
↓
4冊目のノートは紫苑の手に。キラウイルスが巻かれる
↓
キラの挑発に竜崎乗る。で、松田死亡、対策本部解散
↓
三島が竜崎がノート保持者だと気づき、結果共闘することに
↓
弥海佐が死神の眼を再度開眼して竜崎と対面
↓
約束の地で紫苑・竜崎・三島が揃う。
↓
三島、キラとしての記憶を取り戻すも、武装隊の前に為す術なし。紫苑死亡
↓
キラ事件収束と見せかけてノートはテロリストによりまたしても世界に放たれる
↓
次の「竜崎」を三島に任せ、竜崎ノートの効力により死亡
ざっとこんな感じでしょうか。全体的に期待しすぎたのもありますが、えぇ~って感じ。
たぶんおんなじこと思ってる人多いと思うんですけどね笑
そんなわけでどこが微妙だったか書いていきます。
テクノロジーは魔法じゃない
まあこんなのデスノートのある世界で言っても….って感じかもしれませんが。一応現代社会にデスノートが撒かれたものとして解釈します。
困ったらテクノロジーのせいにしてない???
全体的に思ったのはコレです。辻褄を合わせるためにネットのせい、ハッキングのせい、サイバーテロのせい!
いやいやいや、ちょっと流石に無能すぎるだろ日本警察。
まあ一応サイバーテロ組織の人員だったらしい紫苑に関してはまだいいですよ。
でも三島ァ。お前はどうなんだ?
竜崎のメッセージを三島が解析するシーン。あれ、三島さんそんな特殊技能あるんすか。マジすか。
まあ、別に持ってるのは構わないんだけど、要はその前にLのCG映像が流れた時誰も解析出来なかったってことじゃないですか、警察。
あれだけガッツリ対策本部作ってたのにその程度か。無能集団の極み。
あと、妨害電波受けて警察のサーバー落ちるところとかで、これ見よがしにキーボードパタパタしながら竜崎ィィいいい!って言ってますが、俺実はパソコン詳しいんですよ?的な見せかけにしか見えませんでした。
で、やっぱり思い返してもいついかなる時も問題が発生する時とか何かが起きる時はこのテクノロジー的なものが要になってるんですよね。
これがつまらなかった一番の要因かなあ。ぶっちゃけ、魔法としてのテクノロジーを使えるなら、都合悪くなったら全部テクノロジーのせいに出来るじゃないですか。
ぼくが思うデスノートっぽさってのはやっぱり「デスノートを中心に回る天才たちの頭脳戦」であって「凡人に都合のいいテクノロジー論破」ではないんですよね。
魔法が見たけりゃハリポタ見るっての。(あ、続編やるらしいですねー!めっちゃ楽しみです)
竜崎の凄さが伝わらない
Lの後継者ということで現れた竜崎。Lなき今世界一の探偵(らしい)であり、法も権力も思いのままの彼。
デスノートファンからするとLの天才感は作品の中で光る大きな要素です。むしろLがいなくちゃつまんないよねデスノート。
だからこそ期待値大な訳ですが。
え、凄いの?凄いのかなこの人?
全然伝わりませんでした。意外と大胆に出るLのあの感じも無いし。全部後手後手なんだよね竜崎。
思うんですけど、デスノート好きな人ってあの頭脳戦に慣れてると思うんですよ。だからこそ結構過敏になって見てるはずなんですね。それなのに予測出来るなってことが多いこと多いこと。
まあ、展開的にキラが生き残りましたチャンチャンってならないのは誰もが予測してると思いますが、もしかしたら竜崎も死ぬんじゃねえかなあって思ってた人も結構いるとは思います。
竜崎がリュークと対面して「Lと同じ方法」どうのこうの言われたシーンとか特に「あ、こいつ紫苑のノートで死なないだろな」って確信させるようなセリフでしたし。
その後、弥がノートに名前書いて竜崎死んだっぽい演出してますけど、いやもう旧作見てる人が見たら「こんなん絶対ウソやろwwww」ってなる場面でしたよね。案の定死んでないし。
っていうかね、そのくらい予測しろよ!Lならもうちょいしっかり対策練ってると思うよ!!
あと最後に三島が打たれるところ庇うシーンとか。ノートに一度書かれれば絶対に死因は覆りませんから、「あ、俺今死なんしとりあえず庇っとこや!」って感じなのかなって思いました。それを最後に庇った理由とか聞いちゃう三島も三島だけど。
L特有の天才感みたいなところとか、頭脳明晰っぽいところは竜崎にはあまり見られなくて、それよりも信念とか熱さみたいなのがある普通の人だった感じします。やっぱりLは1人だけなんだなあ。
デスノートのルールに頼りすぎの展開
頭脳戦がメインじゃないテクノロジーパワー戦になっていたせいで、余計にデスノートのルールが目立つ。
だからこそ予測しやすい展開になっていたのかなあと思います。三島が一回捕まったところとか、別にあそこでわざわざ監禁される必要もない上にまだ回収されてなかった魅上の伏線もあったから「あれこれ記憶飛んでるパターンじゃね?」ってすげえ思ったし、案の定だし。
なんか斜めに構える訳ではありませんが、全体的にデスノートのルール当てはめながら考えると「ああ、このシーンはこれ引っかかってきそうだよね」とか思っちゃいます。
疑問に感じた演出について
竜崎と三島のノートがたまたま2冊焼けなかったのか問題
最後の独房でのシーンで、テロリストに奪取された6冊のノートは内4冊が燃え、2冊は持って行かれたと言っていますが、クソ都合良くないですか。要はこれ竜崎と三島のノートだけ焼けなかったってことですよね。
紫苑が死んだおかげで恐らく元三島のノートは三島に所有権が移っていますが、490日以内にテロリストからノート奪わんと記憶無くなっちゃいますね。そうなったらガチ無能な権力だけある竜崎の出来上がりだよ….怖いよ….
竜崎は自宅に帰る度に所有権を放棄しているのに記憶が消えていない問題
死神の眼対策で所有権を家に帰る度に復活させ、家を出る時にまた戻していますが、デスノートって6回所有権放棄するとそれまでのデスノートに関する記憶なくなるんですよね。
一応デスノートの監督インタビューで原作のルールを変えないってのを書いていたので、あれれれれれれって思いました。
なくなる記憶はデスノート自体と、デスノートを使った際の記憶。まあ使った記憶は無いにしても、デスノート自体の記憶がなくなるってことは毎回死神とこんにちはしてるってことなんですかね。どうなんでしょう。最後死神死ぬ時めっちゃ悲しんでたからそんなことは無いと思うけど。まさか劇中で6日しか家に帰ってないってことも無いでしょうしうーむ。この辺は解釈の問題なのかなあ。。。
ルール詳細は参考までにwiki貼っときますね。
DEATH NOTE – Wikipedia
まとめ
と言った感じで残念ながらつまらなかったデスノートですが、まあ久しぶりにスクリーンで月が見れて良かったなとは思います。エンドロールの最後とかね、やられましたわ。
個人的に一番残念なのは予測できない展開がウリだった(と思っている)デスノートなのに、結構予測出来てしまったことです。フラグの目立つ演出が多かったと言えばいいんですかね。
「次はどうなるんだろう!?!?」みたいなワクワク感があまり無くて、「ああ、これがこうだからたぶんこうなるな」みたいな感じで時間が流れていきました。
原作ファンや旧劇ファン的にはどうでしょうか?ちょっと物足りない感あったと思います。
やっぱり月vsLが最高だったなって感じです。あれを覆すのは難しそうですねー。
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