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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。
突然ですが、タバコ。みなさんは吸いますか?
ぼくは1年ほど吸っていた時期がありました。
よくいう「タバコミュニケーション」というやつを実践していた頃の話です。
営業タバコの定義とやり方
ぼくがタバコを吸い始めた目的は1つ。
「喫煙所で仕事が取れる」という嘘かマコトかわからない営業あるあるを試してみたかったからです。
だからタバコは娯楽や休息ではなく、営業・仕事という視点で吸っていました。
「果たしてこれで本当に仕事がとれるのか?」そういった単純な好奇心から始まった実験です。
基本的には普通にタバコを吸うのと変わりませんが、営業タバコの定義としては自分からはタバコを吸いません。
あくまで仕事を取ることを前提としているので、1人で喫煙所に居ても意味ないですからね。
具体的には
- 取引先でタバコに誘われたら付き合うorコチラから誘う
- タバコを吸うことをチラつかせる
この2つです。
一つ目は特に説明の必要はありませんが、二つ目は
「ぼく最近タバコ吸い始めたんですよー!おすすめの銘柄とかあります?何吸われてますか?」
と自然なタイミングで喫煙所に突っ込む方法です。
これだけで喫煙所に行ける確率がぐんと上がります。
喫煙者ってだけで「仲間だー!」と思われやすいですからね。喫煙所の友情みたいなものがあるんでしょう。
こんな感じのことを20歳になってから約1年程、続けていた時期がありました。
では実際どのような結果が出たのでしょうか。
タバコミュニケーションのメリット
そんなわけでまずはメリットから書いていこうと思います。
1.自然なコミュニケーションができる
営業や商談だと中々腹を割って話せなかったり、仕事をする上で建前や規律がどうしても滲み出てしまう時ありますよね。
こういったコミュニケーション不良をタバコは解消してくれます。
あの喫煙者独特の仲間意識はタバコを吸っている人しか味わえないでしょう。
さっきまで厳格だった人が気さくに喋りだすさまは客観的に見ていると面白いです。
当たり前ですが、どんな仕事もクライアントのニーズをしっかり聞かなければ成功しません。
「ああ、ここでは普通に喋ってくれるんだなあ」
今まで話しにくかった人とも話せるようになる、タバコミュニケーションは確かに存在するのです。
2.仕事に発展する可能性がある
もちろんぼくの一番の目的はコレです。
じゃあ実際喫煙所で仕事をとれるのか?という疑問ですが、
結論から言えば大きな仕事を取れました。
しかも某大学との提携業務です。願ってもいない大型案件。
この実績を元に多方面への仕事を開拓することもできました。今でもたまにこの情報経由でお仕事の依頼が来ます。
これだけ聞くと
「タバコ吸いながら営業かけるのめっちゃいいじゃん!」
と思うかもしれませんが、ぼくはもうタバコミュニケーションを辞めました。
それではその理由を書いていきます。
タバコミュニケーションのデメリット
「大きな案件取れたなら続けても良かったんじゃない?」
そう思うかもしれませんが、ぼくとしては続けるメリットを感じませんでした。
その理由はこちらの2つです。
1.営業効率はめちゃくちゃ悪い
正直言って営業効率は死ぬほど悪いです。そもそも相手は営業を受けるために喫煙所に行ってるわけじゃないですからね。休憩しに来てるんです笑
イメージ的には魚が釣れるかわからない場所で釣り糸を垂らすようなもの。引っかかるかどうかはわかりません。
ぼくが案件を取れたのはたまたまで、敏感にアンテナを張っていたからという点が大きいです。
あくまで「休憩のついでに仕事が取れるかも…」程度ですね。
2.やっぱりカラダに悪い
あとはやっぱりカラダに悪いんだろうなってすごく思いました。
実際タバコを吸ってからは体力が落ちてるように感じましたし、ぼくの場合はたまーに気分が悪くなってしまうこともありました。
気分が悪くなってからは、
「でも頑張って吸いに行かなきゃ…」
と、仕事さながらの義務感を持ちましたけど、今考えるとアホですね。頑張って吸うもんじゃないでしょう。
何より一番感じたのはカラダの怠さ以上に精神衛生的な問題です。
喫煙所の話題の9割は愚痴で構成されています。なんですかあのネガティブワールドは苦笑
仕事中に喫煙所を使う人はストレス発散と愚痴のために行っていると思っていいです。
なのでそもそも向上心のある会話が少ないんですよね。これはポジティブオーラ全開の人にはキツイだろうなと思います。
しかし話を聞かなければ仕事の可能性は見つかりません。
だからこそちゃんと話を聞くのですが、そうするとよくタバコに誘われるようになるんですよ。一時期はクライアント企業へ訪問すると、色んな人にタバコに誘われて仕事が手につかなくなったこともあります。
ぼくは仕事感覚で割り切っていましたが、それでも「喫煙所行くの鬱だな…」ってなりました。
精神の不安定ってすぐ仕事に出ますからね。
できればめんどくさいことを口にしている人とは関わりたくありません。
タバコミュニケーションを続けてみて一番良かったことと今後への活かし方
そんなわけでぼくはもうやめてしまったタバコミュニケーション。仕事を取るという面ではそこまで魅力を感じませんでした。
ただ1つだけ、これは良かったなーと思うものがあったので書いておきます。
タバコを吸うまでは気づかなかった視点なので気づけてよかったことです。
喫煙者の方には当たり前なんでしょうけど、タバコって銘柄もたくさんあるし、メンソールだったり、タール値だったり要はめっちゃくちゃ種類が多いです。
ぼくはとりあえず片っ端から色んな種類を買い漁って毎週のようにコロコロ変えていたのですが、おかげでどんなタバコがどんな味かとかそういう知識が付きました。
で、これが何の役に立ったかというと、信頼残高の構築に一役買ってくれます。
具体的にはある程度種類を網羅して、味の傾向を覚えておくと、クライアントさんや狙っているお客さんのタバコの好みもなんとなくわかります。
飲み会でやることが多かったのですが、ぼくは前もってお客さんが吸っているタバコや似た種類のものを買うようにしていました。
無くなった時とかすぐに出せますから「気が利くなあ」と思ってもらえます。
まあこれが仕事に直結するわけではないですけど、こういった気遣いが積もり積もって信頼や仕事に繋がるんですよね。
この点に限ってはタバコを辞めた今でも使える活かし方だったので、一度吸ってみてこの視点に気づけて良かったなーとは思います。
と、そんなわけでタバコミュニケーションを続けてみた体験談でした。
やっぱり喫煙所で仕事を取るのは効率悪いのでおすすめしません。いいとこ取りは難しいですね。
ただ結局ぼくがタバコのおかげで取れた仕事も、相手のことを知り、話を聞きまくったから見つけることができたのです。
こういった信頼の構築ツールの1つとして、タバコを使うのはアリだと思います。
もし営業でイマイチ決め手に欠けている人は取り入れてみてください。
最後に喫煙者への疑問
あとただの疑問なんですけど、タバコやめられない人って意思の問題だと思うのですがどうなんでしょうか?
ぼくは全く依存しなかったし、そうなる予感もしなかったのでサクッと辞めれました。
喫煙所で辞めたい辞めたい言ってる人すごく多かったんですが「やめれば?」一択です。
本気で辞めたいならもうとっくに辞めてるんじゃないかなー。
もし、仕事を取れるからとかそんな理由で辞めれないのなら、一度転職なり心機一転した状態に自分を追い込むのもアリだと思います。
以下では様々な転職サイトをまとめているので良かったら見てみてください。
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[…] てんだよ。」って感じですが、今の日本の会社ではそれが許されてます。ならばそれを使わない手はありません!というか世の中にタバコミュニケーションという言葉があるくらいです。 […]