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はっきり言いましょう。
自分で考えようとしない人間は働く価値がありません。
こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。
「え、何どうしたのやさぐれてるの…?」
と思うかのような書き出しですが、これはぼくが常日頃から考えている事でもあり、資本主義世界の真理です。なぜぼくがここまでズバリ言い切ってしまうのか、それはぼくの仕事の経験から導き出された答えだからです。
さてあなたは自ら考えて行動していますか?
目次
業務効率化のコンサルティング
ぼくは普段コンサルティングの仕事をメインに活動しています。コンサルする内容は多岐に渡るのですが、その中でも特に評判がいいのが中小零細企業の業務効率化。資金力も徐々に付いてきて、これからさらに挑戦を行いたい。そんな会社の組織内部を改善するのは長年住んでいた家を大掃除する感覚に似ています。特に営業ありきで成長してきた会社は内部がずさんなことも多く、経営者さんにはかなりニーズのある提案なんです。
ぼくの提案内容
業務効率化のコンサルティングの場合、メインとなる提案内容は「現状の作業をシステムに委ねて人件費の削減を狙う」というもの。結果的に疎かになっていた部分にリソースを割けるようになったり、さらにクリエイティブな部分や人でなくては出来ない仕事に焦点を当て、一気に展開を狙っていくことが出来ます。
実際に提案を行う際は具体的な数字に直して説明しますが、ザックリとこんな感じです。
改善の具体的な流れ
具体的には以下の流れで業務効率を改善していきます。
1.全ての部署の仕事を把握するためにしばらくの期間調査
↓
2.部署毎に無駄なデータや手作業になっている部分をリストアップ
↓
3.課題を提示し具体的に構築するシステムを提案
↓
4.システムの構築・実装
↓
5.社員を設置し想定される変化を調整
ざっとこんな感じです。
これだけで今までとは比べ物にならない程効率化されたり、営業成績が2倍以上跳ね上がった企業もあるほど。どこに行っても無駄が多いです。そしてその無駄をわかっていてもわかっていなくても取り除けない理由が彼らにはあります。
ブラック企業ができる理由
その理由は組織を形成する個々人にありました。彼らは全くと言っていいほど、自分で考えることをしません。経営者も社員も含めてです。臭いものには蓋をし続けて得意な部分だけ伸ばしてきた結果がこれです。全てにおいてPDCAを回し思考し続けなければこの様な膿はどんどん溜まり取り返しのつかない事になるでしょう。
こういう時、ぼくは心底思います。
「なんでこの人達はこんなくだらない課題を放置してきたのだろうか。少し向き合って考えても良かったんじゃないか」
逆に言えばそんな人達が一定の割合で存在するからぼくみたいな仕事に需要があるんですけどね。
誰も問題を解決せずに放置するから、延々とくだらない課題が蓄積していき気づかぬ内に規模が大きくなり、無駄な時間を送らせるブラック企業が出来上がるんです。
ぼくが責められる意味不明な理由
そんなわけでぼくは一生懸命無駄なものはないか、効率化できるものはないか、使いまわせるデータはないかを洗いざらい調べていきます。この動きのおかげで社員毎の怠惰も見えてきます。とにかく改善できるものは全て変える勢いで全ての部署を見て回ります。
するとどうでしょう。バカみたいな事件が起きるんです。
まずは少しずつぼくが社員から嫌われる始めます。それだけではありません。過去に意味のわからない理由で経営者さんにぼくがやってもいないようなことを流された時もありました。
「とにかくあいつは信用できない」
いやいやこっちから言わせれば仕事を疎かにして何年も思考を止めてきた人間の方が信用出来ないって。
まあそんな嫌がらせにもめげずにぼくは淡々と調査を続けます。
「私が10年かけて作り上げてきた部署なんだから。1ヶ月やそこらで改善点が見つかるわけないじゃない」
そんなことを言ってきた人もいました。ちなみにこの無駄な誇りのある部署は文字通り無駄だらけだったので根本的にやり方を変えました。この部署の部長さんはぼくが見出してから2ヶ月で会社を辞めました。
そんなわけでみんな必死こいてぼくを陥れようと頑張ってきます。
「あいつに仕事を奪われる」
とかよく言われますけど、ぼくは無駄を省いてるだけであって、つまりあなたのやっているそれは仕事ではなくただの無駄なんです。もっとクリエイティブなことをやるべきなんです。ってどんなにオブラートに包んで丁寧に説明してもわかってもらえません。
まあ確かにこんないきなり内部に入ってきた21歳のガキにぐだぐだ言われても普通の人なら受け入れないでしょう。
そういう人たちはシステムが完成した暁には会社を辞めていきます。それまで鬼のように大量の時間作業をしていた人が、やることもなく居続けなければいけない苦痛は計り知れないものでしょう。
当然こういった人たちを見越して、新しい仕事ややれていなかった部分、リソースを割くべきことに関してはガッツリ提案していきますが、大抵の人はここで変化に耐えきれず死んでいきます。
何年も何年も新しい発想も出ずに作業をしていると変化に耐えきれるほど脳が器を保てなくなるみたいです。だから毎日考えてればよかったのに。
思考しない人間が育つためのたった1つの方法
ぼくの好きなマーケターの方に永江一石さんという方がいます。随分前からビジネスブログをやられていてぼくもよく読んでいるブログです。過去にライブドアでホリエモンと一緒に働いていたWEBの専門家ですね。
彼のKindle著書にこんな本があります。
金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ: 永江一石のITマーケティング日記2013-2015 ビジネス編
- 作者: 永江一石
- 出版社/メーカー: プチ・レトル株式会社
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: Kindle版
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このタイトルの言葉は以前からブログの中でも見かけるのですが、ぼくは初めてこの言葉を聞いた時ものすごく納得しました。これ。これなんですよ。ぼくが言いたいのは。
仕事がら、大量の思考をしない人間を見てきました。
彼らは本当に何をやっても思考しません。その点人を陥れることのためには無い頭をフル回転させて頑張ってきます。そんなの毎日の様に脳を使っている人間にとっては赤子の手をひねるレベルで簡単に回避出来るわけです。
かと言って誰でも頭を使えと言われていきなり使えるようになるわけではないんです。度重なる思考とPDCAの高速回転によって人間は少しずつ少しずつ成長していきます。まずは、思考できる人間の言うとおりに手を動かしてその思考を肌で感じ取るしかないのです。
「なぜ私がこれを任されているのか」
「なぜ私はこれをやらなくてはならないのか」
その答えは少しずつ頭と手を動かして、初めて見えてくるものなんです。
ブラック企業を無くすなら考える人間を放り込め
だからブラック企業をなくす方法は案外簡単なんですよ。
考えない人間の跋扈→仕事の改善が行われない→ブラック化
この流れは確実にあります。今まで見てきたちょっとブラックかなあ…ってとこは全てこれが原因でした。そしてこの悪循環を直したのもぼくというその組織内では一番脳を使う人間が入ったことによる影響でした。
自分の仕事がなくなるかもしれないと早い段階で察知した人間はぼくが改善を終えるまでの間にしっかりと自ら考え出します。そしてぼくが当初計画していた改善が終わる頃には新しい仕事を作っています。こういった人たちがその後の会社を引っ張ってどんどん改善が行われていきます。そのうち「ここのデータ使ったらこんな便利なもの作れるんじゃないかな?」といった提案までしてきてくれます。ここまで考える人が出てくればもうその会社がブラックだなんて言われることはありません。
ブラック企業ブラック企業と騒がれていますが、その理由は社内にしか存在しません。思考しない人間の集まりがブラック企業なわけです。
彼らの行いは仕事ではなく単なる無駄。そんな無駄なことを毎日続ける人間に、価値はありますか?
思考停止にならないようみなさんも気をつけてください。
そんなわけであなたがいる会社がブラック企業なら転職で悩む必要は全くないんですよ。
こちらの「人は転職じゃ死なない。」というサイトでも転職やブラック企業について詳しくなっています。
世の中転職したおかげで幸せに生きている人もいるということを忘れないでください。
仕事や会社で悩んでいるなら今すぐ行動しましょう!