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いつものようにフラーっとTwitterのタイムラインを見ているとこんなツイートが。
ホームレス小谷さんを見て、坂爪圭吾さんを見て、そしてウチのホームレスみやを見ていて思うのは、” ありのままの自分を世界に開示しているかぎり死なない ” ということ。
— しみ (@shimi_yurutabi) 2017年3月30日
一個人の人生を「団体戦」にしてしまっているのだ。
そう、これこれ。これだよ。
最近思っていたことのほとんどがこのツイートで説明されていました。
さすがポエマーだぜ…。
そんなわけで最近のもやもやの原因とか解説していきます。
独立してもひとりじゃない
会社にいようが、独立しようが、結局抜け出せないコミュニティというもの。
誰だってどう生活していようが、ひとりで生きていくことはできなくて、必ずどこかのコミュニティで人の繋がりを求めています。
間違えてはいけないのが独立した人、起業した人がひとりになったわけではないということ。
みんなそれなりにコミュニティを形成し、今まで以上に人を求めるわけです。
ひとりになればなるほど、ひとりだと勘違いしてしまう
ただ難しいのが自分ではそれがあまり理解できないことです。
特に一度独立してしまうと「これからひとりで頑張らなくちゃいけないんだ…!!」と思いがち。
ぼくも独立したての頃はそう思っていました。これは必ず通る道じゃないかと。
でも本当はこの考え方ってだいぶ危なくて、クライアントも入れば取引先もいて結局ひとりじゃないんですよね全然。
そして何より、応援してくれる人がいる。
独立は別にひとりになることではありません。
クラウドファンディングという団体戦
そして最近流行りつつあるクラウドファンディングというシステム。
誰でも自分のやりたいことを発表でき、それに支援をすることでプロジェクトをみんなで成功に導きます。支援者には支援金額に見合ったリターンが送られる。
ぼくはなんだかんだかなりの数のプロジェクトに支援していて、(今見たら27件でした笑)クラウドファンディングが大好きです。
しかし、このクラウドファンディング。
当たり前ですが全員が全員プロジェクトを成功させるわけではありません。
あくまで支援額を達成できた人たちです。
じゃあどんな人たちがこれを達成できているのか。
これが最初のツイートに書いてあるような人たちだなと思ったんです。
そう、クラウドファンディングはあくまで団体戦。
「個人」を「団体」に昇華できた人たちが達成できるプロジェクトなんです。
板前ぼりさんと陶芸家ユキガオさんのクラファン
最近ぼくがすごく参考にしていて、めちゃくちゃこの団体という言葉の良い例だなと思うクラウドファンディングがあります。
それがこちら。
ぼくのブログを読んでくださっている方は知っている人も多いかと。
板前のぼりさんと陶芸家のユキガオさんのクラウドファンディングです。
正直言って、ことさら珍しいことをしているわけではないと思います。
ぼくが参考にしているというのはSNSの使い方。そしてクラウドファンディングの盛り上げ方です。
スッとSNSを開けば毎日のように誰かが呟いていたり、RTが流れてくるんですよ。
ぼくが今共同運営しているサロン内でも果敢に宣伝活動を行っています。
この活力。物怖じない勢い。じゃあぼくらも協力しようかなと思わせる彼らの熱意。
様々な要素が掛け合わさって、このプロジェクトは2人のプロジェクトからみんなのプロジェクトになりました。
彼らはそれぞれ会社を辞めていますが、おそらくお勤めしていた時よりもたくさんの人に囲まれていると思います。
ひとりからみんなになること。クラウドファンディングではそれが顕著に出るなと思いました。
やりたいことをやる。でもどうせなら、みんなでやりたい。
ひとりだからこそ、みんなの力が必要になる時って必ずあると思います。
今回のクラファンはわかりやすいと思いますが、本当にみんなの力が活きてくる「団体戦」です。
時代は個人から個人の団体へと移り変わっていくでしょう。
ぼくがなぜこのことをずっと考えていたかというと、実は近々クラウドファンディングをやろうと思っています。
Twitterでツイートしていたので知ってる人は知ってると思いますが、近日中にプロジェクトを立ち上げます。
だからこそ成功している人たちは何をしているのか。最近はひたすらクラファンの情報を追っていました。
内容はもちろんひざうら関連です。
実は一度クラファンには失敗していて、始めたのはちょうど去年の今頃ですね。
特にブログもやっていなくて、ネット上での拡散力もなかった時。この時のぼくは完全に美味い飯作ってれば売れると思っている料理屋みたいなノリでした。
でも今は少し違います。
この1年通して、ブログを始めたり、色んな人に会ったり、ひざうらを撮りまくったり。いろんなことをしました。
たぶんクラウドファンディングは応援したかったら勝手に支援してるものだし、というか支援というより一緒にがんばろうぜ的なものだと思うんですよね。
ぼくはクラファンで支援するか否かは「人」だけを見てて、プロジェクト内容はほとんど見てないので、その人がどんなことをしようが支援するし、感謝されたくて支援するわけじゃないので「感謝動画or手紙」的なリターンは一切必要ございませんというスタンスです。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年3月30日
このツイート読んだ時もさらに納得。
ほんとその通りなんですよ。
ただ、正直一度失敗しているのでかなりビビってますしこわいです。
でもやらなくて後悔するより、やって後悔したほうが良いなって。そう思います。
去年の今より、ちゃんと変われているのか。
ひとりだった自分が、みんなになれているのか。
その瞬間を作り上げるためのクラウドファンディング。
頑張ってみます。