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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。
突然ですがみなさんはどんな時に成長を感じますか?
ぼくは高校を中退して起業してから、あることを基準に「ああ自分成長したな」と思うようになりました。それは今でも毎日のように起こることで、どんなに馬鹿にされようが罵倒されようが胆力を持ってやり抜けるモチベーションにもなっています。
今日はぼくが思う成長の瞬間を書いていきます。
仕事には責任が伴う
高校を中退していきなり起業したぼくは当然何の技術も力も無い状態で社会に出たわけです。仕事をしていく中で学生時代との違いを一番感じたのは責任です。
仕事をするに当たっては、相応の責任が伴います。これ、もちろん当たり前のことですが、ぼくは当時この見えない重石にとてもやられました。「やりきるしかない」というプレッシャー・圧迫は、仕事という自分を生かすための行動において一歩踏み出す勇気を蝕んでいきます。
「本当にこれでいいのだろうか?」
「この選択は正解か?」
そう思えば思うほど、自分の考えに慎重になり、真剣になり、しかし進まなければいけないというタイムリミットもありで自分を極限まで追い込みました。言葉や知識には重みが増し、ひとつひとつの言葉選びにも細心の注意を払うようになります。
しかし、ここまで意識したところで所詮は付け焼き刃に過ぎません。
一歩間違えた瞬間にすぐに指摘され絶望の縁に追い込まれることはしょっちゅうありました。
力不足な瞬間がぼくを変えた
「早く成長しなくちゃ」
必死で社会に食らいつくために毎日のように考えていたのを覚えています。この意識は自分を否定された時や、選択を間違えたときに大きく現れました。最初は「まずいなあ」と焦り落ち込んでいました。
しかしあることをきっかけにこの意識は少し変わりました。
WEB制作会社で取締役をしていた時期に、クライアントさんにとある案件でお叱りを受けたことがありました。自分では提案を頑張ったつもりでも、余りにも業界のことについてリサーチ不足だったようです。
とっさに出たのが「もう一度、ご提案させてください!」という言葉。ぼくは翌週もう一度営業をさせて頂くことになりました。
この時は本当に片っ端から調べ上げました。自分に出来ることは全てリサーチし、他にもこの業界に詳しい方に助言を乞いました。
こうして出来上がった提案書は以前のものよりしっかりと深くクライアントさんのニーズに沿うような内容となったのです。ぼくはこれを持ってもう一度提案をし、クライアントさんも満足して仕事を請け負えることになりました。
この一件の時にぼくは気づいたのです。
そもそも人間なんて最初は誰だって無知なんだ。ただ無知を自覚した瞬間にどれだけ知る努力が出来るか。それが成長なんじゃないか?と。
誰だって井の中の蛙だ
そうなんです。誰だって最初は何も知らなくて、少しずつ興味を持ったり、基礎的なことを知るところから成長は始まります。こうして自分の中の知識量や、考え方の法則を自覚し、増やしていくこと、これをぼくは成長だと思っています。
しかし自己否定とも取れる無知を知るという行為はみんながみんな、好き好んで行っているわけではありません。自分は何も出来ないし何も知らないということを受け止めるのは辛いだろうし、悔しいだろうし、恥ずかしい。そう言った感情が必ず芽生えますもんね。
ただ、この瞬間にこそ、成長の種があることを忘れてはいけません。自分の無知を自覚した瞬間には一気に成長出来るヒントが隠れているのです。
成長したいなら高みへ飛び込み、そして否定されろ
だからこそ手っ取り早く成長したい人に勧めたいのが、否定される環境に身を置くことです。バカにされたり、叱られたり、そんな環境に耐えられるなら、これほどまでに自分を成長に導いてくれる場所はありません。
第三者の目に映る無知な自分を徐々に徐々に変えていく。これが最も早く成長するためにベストな環境でしょう。
ただ、罵倒に耐えられる精神力とやり抜く力がある人にしかおすすめできませんが。それでも少しは可能性があるならちょっと試しに環境を変えてみてください。未来には爆速で成長するあなたが大手を振って待っているかもしれません。
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