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こんにちはぶんたです。
みなさんはゼロベース思考という言葉を聞いたことがありますか?
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近お話した方に「ぶんたくんはゼロベースで物事を考えるよね」と言われました。正直自分自身全くそんな風には思っていなかったので嬉しかったです。
喜びの余り意味の分からないツイートまでしています。
なるほどゼロベース思考か。なにか聞かれるとゼロベース思考しか言わない人間になろう。
— ぶんた@ひざうら最高!!! (@__BUNTA__) 2016年7月21日
なぜそんな事を言われたかと言うとコチラの記事のお陰です。
Twitterのタイムラインでこんなやり取りを見たのがキッカケでこの記事を書きました。
先越されてしまった(笑)(俺氏まだ読んでいる途中) / 他2コメント https://t.co/JrbOs7h9bi “「勝つ人」は絶対に諦めない。武井壮の新刊「勝つ人」をレビューしてみた – Outward Matrix” https://t.co/5VAtdbgC6m
— keita (@namakemono0309) 2016年7月19日
ぼくはこれを見て「書評が必ずしも読まなければいけないなんて決まり事は無いよな」って思ったんです。そんな流れで記事を書きました。
新著のレビューを書くと作者に拡散してもらいやすいと言いますが、ぼくも例に漏れず家入一真さんに拡散されました。
— 家入一真 @CAMPFIRE (@hbkr) 2016年7月20日
恐らく「さよならインターネット」の書評を書いたのはぼくが一番最初でしょう。
どうやらこれもゼロベース思考のひとつなようです。
目次
ゼロベース思考とは
そもそもゼロベース思考とはなんでしょうか。調べてみるとぼくが説明するまでもなくコトバンクに書いてありました。
「ゼロベース思考」とは既存の枠組みにとらわれず、目的に対して白紙の段階から考えようとする考え方の姿勢のことを指す。既存の枠組みでは、過去の事例や様々な規制などが思考の幅を狭くし、目的への最適な方法への到達を難しくなるため、「ゼロベース思考」で考えようとする姿勢が重要であるとされている。
(ゼロベース思考とは – コトバンクより引用)
呼んで字のごとく「ゼロ」から物事を考える事です。重要なのはあくまで「ゼロ」なので何も枠組みが無いという点です。今までの常識に囚われてはダメなのです。
改めて思い返してみると、ぼくは仕事の場面でこの思考を常々している事に気づきました。そういう時は「お!コレだ!」みたいに閃く訳ではなく、「んー、これがダメならこの方法にするかー」みたいな数撃ちゃ当たる作戦でひたすら達成への道筋を考える事が多いです。そうすると途中から既存の枠を越えた発想になっています。
しかし瞬時にゼロベースの思考を出来た方が効率的に物事が運ぶと思うのです。今までみたいに順番に辿ってくのも楽しいんですが、時間が勿体無い。
そんな訳で意識的にゼロベース思考を身に付ける為の方法を考えてみました。まだ仮説なので誰か一緒に実験していきましょう。
ゼロベース思考をしている人から技を盗む
何事も実績を上げている人から技を盗んでいく方が習得は早いです。ゼロベース思考も本で勉強するより、誰かの思考を目の当たりにして身体いっぱい感じ取った方がいいんですよ。
では普段からゼロベース思考をしている人たちってどんな人でしょうか。ベンチャーな感じの方々?めっちゃ高学歴な人?優秀なビジネスマン?
残念ながらどれも違います。断言しますが、いくら優秀な人でも多少の枠は無意識の内に存在しているのです。
それでは結局誰なんでしょうか?答えは意外と身近なところに潜んでいます。あなたも昔はそんな頃がありました。そう、子どもたちです。
年が若い程、発想に限界がなくなる
みなさんもこんな経験ありませんか?子どもと接している時に意味のわからない例えをしだしたり、そんな風には全く見えない物の話を始めたり。ごっこ遊びもそのひとつですね。年が若ければ若いほど、ぼくらからしたら本当に不思議な発想をするんです。あの発想力は本当に素晴らしい。的を射てる射ていないは別として完全にゼロベースの発想でしょう。あなたには滑り台がチンパンジーに見えますか?見えませんよね。ぼくにも見えません。でも子どもたちはぼくらとは違う角度から物事を見てそこに自分の知っている知識を少しずつ重ねてモノを言うんです。この発想力、年を重ねて凝り固まってしまったぼくらにはなかなか真似出来ません。
子どもたちのゼロベース思考の欠点
子どもはよく不思議な例えをしたりしますが、それだけではゼロベース思考であっても実践的に生活や仕事に役立つとは言えません。子どもたちの思考の欠点は知識の少なさです。
子どもたちの発想力のまま、ぼくら大人の知識が組み合わされば最強のゼロベース思考が完成するはず。しかしこれは中々に矛盾していますね。知識を付けるという事は物事を体系的に学んでいくという事。つまり、意識せずとも常識の枠を作ってしまいます。しかしその知識がなくては実践的なゼロベース思考も出来ません。それではどうすればいいのでしょうか。
枠のない思考をトレースしろ!
知識のついてしまったぼくらでも子どもの様なゼロベースの思考をするには。彼らの思考の流れをトレースするしかありません。始まりから終わりまで、なぜその思考に至ったのか、どんな環境がそう発想させたのか。これを都度、分析しながら子どもたちの思考の流れを読み取るのです。どんな物にも必ず法則性が存在します。
人は新しいものや普段見ないものに触れた時、様々な感情が湧き上がります。これは子どもたちも一緒。子どもたちのゼロベース思考を存分に味わうには普段とは違う環境を作る必要があります。その方がたくさんの思考に効率的に触れられますよね。新しい思考に触れることは着実に発想力を成長させ、物事を様々な角度から見れるようになります。だからこそゼロベース思考を学ぶ為に、ぼくがおすすめするのはこちらの場所です。
ゼロベース思考を身に付けたいなら動物園に行こう
ぼくは全力で動物園をおすすめします。今すぐ動物園に行きましょう。
3つ理由を上げてみます。
子どもが多い
もちろんですが、まず子どもが多いです。子どもと言えば動物園ってくらい休日は家族連れ、平日は遠足の子どもたちがたくさんいます。ぼくの家の近くには多摩動物園という動物園がありますが、普段からやたら人がいます。そしてやっぱり子どもが多いんです。ゼロベース思考の宝庫なわけです。
刺激になるものが多い
子どもが多いだけならディズニーランドの様な遊園地もそうじゃないかと思うかもしれませんが、動物園って遊園地以上に多種多様な刺激があります。ジェットコースターもコーヒーカップも普段は出来ない動きに驚きを覚えます。でも動物園にはもっとたくさんの刺激があるんです。見たり、触れ合ったり、臭いがしたり、餌をあげたり。しかも全て違う動物で様々な姿をしています。この刺激の数だけ子どもたちは不思議なコメントを残していきますね。これがゼロベース思考の元です。「あのキリンさん、ママに似てるね!」さあゼロベースの渦に巻き込まれましょう。
話しかけても不自然ではない
そしてそんなゼロベース思考にあやかれるのが動物園のいいところ。まあこれは他の場所でも出来るかもしれませんが、動物とのふれあいスポットとか、子どもたちと一緒に遊びながらその思考回路を学べます。親御さん達も微笑ましくコチラを見てくれますね。
こうした理由から動物園は子どもたちの思考を学ぶのにとてもおすすめです。さあすぐに行きましょう!明日行きましょう!
思い出せ。あなたにもゼロベース思考がある
最後にもうひとつ。ぼくらは子どもながらの発想力を知識量の増加と共に失ってしまいました。いや、これ、忘れているだけなんです。どんなに凝り固まった頑固なおじさんでも飼い犬の事を納豆だと思っていた時期があるはずなんです。そう、あなたもきっと昔は不思議な発想をしていたはず。感覚を取り戻すのには昔の自分を振り返るのが一番です。過去のビデオや卒業アルバムを見たり、ご両親に話を聞いたり。記憶の奥底にあるゼロベース思考を取り戻しましょう!
まとめ
というかなり無理やりな発想でゼロベース思考を身に付ける方法を考察してみました。まあこの記事もゼロベースなんじゃないでしょうか。思考は正解も不正解もないから楽しいですよね。様々な思考に触れて、色々な角度から物事を見ていきたいものです。
ちなみに
ち子どもの発想に触れることでゼロベース思考が培われるなら。保育士さんとか幼稚園の先生とか意識的に発想を分析しながら仕事してたら凄まじい人が出来上がったりするのかな。とか思ってみたり。現役のみなさん、あなたの目の前には素晴らしい発想のバーゲンセールがあるかもしれません。